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 筆者は、さまざまなMVNO事業者のSIMカードをSIMロックフリー端末などで使い続けている。先日も高速データ通信が最安値で使える、DMMの発売する「DMM Mobile データSIMプラン 1GB」の「使ってみたレポート」を書いたばかりだ。

 筆者はたくさんのSIMカードや機器を持っていて、いざというときはカバーするので問題は少ないが、月単位で割り当てられている1GBという高速通信データ量は、メインスマホ1台で使っているときは、うかうかしているとすぐ使い切ってしまう。

 月の高速容量を使い切ると、大抵の場合、100~200kbps程度の低速通信に切り替わる。文字中心のやり取りなら耐えられる程度の速度なので、普通に使い続けたければ容量追加のクーポンを買い足して高速通信できるようにした方がいい。

 しかし、追加クーポンは割高だ。例えば、DMM Mobileの場合、通常の1GBプランは630円(税別、以下同じ)、3GBプランは850円であるのに対し、1GBプランにクーポンを買い足して3GBにしようとしたら、630円+2000円×2で、5000円近くかかってしまう(9月末までならキャンペーン価格で630円+1100円×2で3000円弱で済む)。

 MVNO事業者の通信サービスは、変更の料金なしにプランを変更できることが多い。「今月は1GBプランにしていたけど足りなくなったから、来月は3GBプランに切り替えよう」などと変更できる。とはいえ、こうした変更は1カ月単位。月半ばで容量を使い切ったときなどは、プランが切り替わる来月まで、残りの日々をどうにかしてすごさなければならない。