PR

 バイラルメディアのコンテンツはインターネット上から素材を集めていることが多い。そのため、著作権に十分に配慮しないとトラブルを招くこともある。2014年には、いくつかのバイラルメディアで不適切な引用や無断転載などが頻発し、著作権者へ謝罪する事態になった(図1、図2)。引用は著作権法第32条により認められているが、その基準は最高裁判例などを基にして文化庁が引用要件を掲示している(図3)。これらの要件全てをクリアすることで初めて引用が可能になるのだ。

●無断転載などでトラブルが多くなっている
●無断転載などでトラブルが多くなっている
図1 「TABI LABO」では、2014年8月に海外の記事を、出典を明記せずに大量に引用していた
[画像のクリックで拡大表示]
図2 旧「BuzzNews」では、記事を不適切な形で引用して謝罪、後に閉鎖となった
図2 旧「BuzzNews」では、記事を不適切な形で引用して謝罪、後に閉鎖となった
[画像のクリックで拡大表示]
●引用は著作権法の要件を満たす必要がある
●引用は著作権法の要件を満たす必要がある
図3 文化庁では著作権法32条の趣旨と最高裁判例などに基づき、引用ルールとして7つの要件を示している。インターネット上ではこれがきちんと守られていることが少ないのが実情だ
[画像のクリックで拡大表示]