いわゆる格安パソコンが買えるのは、Windowsだ。8型のWindowsタブレットは2万円以下から手に入るようになった。これは、一部のモデルのみOSが無料化されている恩恵もある。
ノートパソコンで比較すると、Macには、安価なモデルという選択肢自体がない。一番安いノートはMacBook Airの11.6型モデルで、CPUはCore i5で128GBのSSDを搭載している。Windowsで近いスペックのモデルを探すと、1万~2万円高くなる。つまり、Macには安い機種がないが割安感はあるのだ。
Macの値引きは期待薄
また、Windowsは、店頭モデルのほとんどが値引きされているのに対して、Macは値引きが期待できない(図1、図2)。純粋に卸値が高いのが理由のようだ。それでも、定価販売の直営店「Apple Store」は連日購入者でにぎわっている。Macは製品として考えると、多少高めでも売れるほど一定の人気を獲得しているのだ。