USBは「万能端子」と言えるでしょう。マウスやキーボードをつなげば入力に、外付けHDDやUSBメモリーをつなぐとデータ保存に使えます。ディスプレイを接続することもできるし、ネットワークにだってつながります。パソコン同士のデータ交換も可能。無限に広がるUSB端子の便利な活用法を紹介します。(五十嵐 俊輔=ライター、江口 悦弘=日経PC21)

連載
もっと使える!万能USB端子
便利機器をつなごう
目次
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不要になったHDDを活用&パソコンの音質改善――HDDケース&USBオーディオ機器
SSDに交換して不要になった内蔵HDD(ハードディスク)を、捨ててしまうのはもったいない話だ。HDDケースを使えば、わずかな投資でUSB接続の外付けHDDに早変わりする。内蔵HDDは、主にノートパソコン用の2.5インチと、デスクトップ用の3.5インチがある。HDDケースもそれに合わせて選ぼう。
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PCなしで音楽取り込み――Android用CDドライブ
手持ちの音楽CDをAndroid搭載スマホやタブレットで楽しみたい場合、パソコンに一度取り込んでから転送するのが一般的だ。ただし、手間がかかる。そこでAndroid対応の外付けCDドライブを使おう。パソコンを使わずに直接取り込める。
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2台のパソコンをつないで操作!――データ共有ケーブル
同じ部屋で使っている2台のパソコンの間でファイルをやり取りしたいとき、USBメモリーを使うのは面倒。かといって、ネットワーク共有の設定をするまでもない──。こんなケースでは、2台のパソコンをUSBで直結するデータ共有ケーブルが役立つ。
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蔵書管理がはかどる!――バーコードリーダー
本棚にズラリと並んだ蔵書──冊数が多いと、持っている本を把握するだけでも大変だ。そんな人は、蔵書管理サービスを使ってみよう。蔵書の登録は、コンビニなどでおなじみのバーコードリーダーを使えば簡単。
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LAN端子がないパソコンでも大丈夫&デュアルディスプレイを簡単実現――LAN&ディスプレイアダプター
携帯用の薄型ノートパソコンは、LAN端子が省かれた機種も多い。しかし、出張などで宿泊するホテルには、ネットへの接続が有線LANしか用意されていないケースもある。そこで、USB端子をLAN端子に変換するLANアダプターの出番だ。
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最新モデルはひと味違う! 一芸型――USBメモリー
最近のUSBメモリーは、容量8GBでも1000円以下と安価だ。しかし、価格重視で選ぶと、どれも似たり寄ったり。それとはひと味違う一芸型の5製品を紹介しよう。