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 ネット広告の中には、悪意がある怪しい広告が含まれていることがある。ネット広告の仕組みを理解した上で、自分に合ったコントロール方法を見つけよう。

Q.ネット広告は誰が表示しているの?

 ネット広告を表示しているのは、「アドサーバー」と呼ばれる、広告配信会社のシステムだ。ここから、ユーザーがアクセスするWebサイトを経由して配信される(図1)。

●ネット広告の配信システムの仕組み
●ネット広告の配信システムの仕組み
図1 広告主や広告代理店は、広告配信会社の管理画面で広告の画像や原稿を登録。登録された広告は、広告配信会社のアドサーバーを経由して、Webサイトへ配信される。表示された広告が気になったユーザーが、広告をクリックすると、広告主のサイトへアクセスすることとなる
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 宣伝をしたい企業や団体が、広告主として配信を依頼する。中にはWebサイトの運営者が広告を募集し、広告主が直接掲載を申し込むケースもある。意外に複雑な構造だ。

Q.広告配信会社は怪しい広告を審査しないの?

 Webサイトを閲覧するユーザーの立場からすると、怪しい広告表示を疑問に思うこともある。そのような広告も、広告配信会社の審査を通過している(図2)。

●広告配信会社による広告の審査
●広告配信会社による広告の審査
図2 広告主や広告代理店から出稿された広告は、まずシステムでチェックをする。公序良俗、法的に問題がないかなどを確認。さらに専門知識を持った担当者が人手で広告を審査する。広告配信会社によって、こうした仕組みや体制は多少異なる
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 しかし、審査システムや担当者のスキルは一定ではなく、審査が甘い広告配信会社もある。そのため悪意ある広告が配信されることがある。