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 米Googleは現地時間2015年1月15日、めがね型ウエララブル端末「Google Glass」のプロジェクトを次世代製品研究部門「Google X」から切り離し、個別の部門にすると発表した。「Google Xからの卒業」だとしている。

 これに伴い、Google Glassの早期導入プログラム「Explorer Program」を終了する。ベータテスター向けGoogle Glass(Explorerエディション)は1月19日をもって販売を中止する。新版のGoogle Glassは準備が整い次第公表するとしている。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、今後は、Google傘下のスマートホーム事業Nest LabsのTony Fadell最高経営責任者(CEO)がGoogle Glass部門を統括する。Fadell CEOの直属として、ファッション業界出身のIvy Ross氏が引き続きGoogle Glass部門を指揮する。

 Fadell氏はかつて米AppleでiPod事業の上級バイスプレジデントを務め、2010年5月に同じくApple出身のMatt Rogers氏とNest Labsを立ち上げた。Nest Labsは家庭用の室温制御装置(サーモスタット)や警報器などを手がけており、2014年2月にGoogleが買収した。

 Google Glassの新版は年内にリリースする見通しで、ベータテスター向けではなく一般向け製品としての投入を目指しているという。

 Google GlassをFadell氏の監督下に移行することは、同氏の責務の拡大と、同氏をAppleとの真っ向勝負に立たせることを意味すると、英Financial Timesは指摘している。Appleはスマートウオッチ「Apple Watch」を3月末頃発売すると見られている(関連記事:「Apple Watch」の発売日は3月末か、米メディアが報道)。

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