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Windows 10を使うならコレ!
夏のボーナスシーズンに向けて新しいパソコンが続々と登場している。そろそろWindows 7搭載機からの買い替えを考えている人も少なくないはず。果たして、Windows 10が登場する前に買うべき魅力的な製品があるかどうか、新モデルの特徴をチェックしていこう。

 いよいよ夏モデルが出そろい始めているのだが、この時期は実に微妙だ。というのも、7月29日にWindows 10の登場が決まっている(図1)。最新モデルとして店頭に並んだ機種が、1カ月ほどで古いOSになってしまうという異例の事態なのだ。

●いよいよ登場のWindows 10
●いよいよ登場のWindows 10
図1 Windows 10は7月29日にアップデート向けに提供がスタートする。プリインストールされたモデルが登場する日も近そうだ(画面はプレビュー版)
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夏モデルでWin 10を使う

 Windows 10を搭載した新モデルは、恐らく秋もしくは冬モデルとして別途登場してくるのだろう。買うならそれを待つべきかと思いがちだが、そこはちょっと考えてほしい。基本的に新モデルはほとんどがWindows 10への無償アップデートが約束されている。あまり評判が良くなかったWindows 8だが、何度かのアップデートを重ねてWindows 8.1へと進化し、安定して使えるようになった。しばらくはこのままの状態で利用して、Windows 10の評価を見極め、周辺機器などの対応が済んでからアップデートするという手がある。

 つまり、今の最新モデルなら、Windows 8.1とWindows 10の好きな方で利用できるわけだ。しかも、OSが古くなると店頭で値引きされる可能性も低くない。賢い買い物をしたいなら、最新モデルをよくチェックしておくのがポイントになる。

 今シーズンのトレンドはあまり多くないが、性能は順当に向上している。また、「2in1」と呼ばれるタブレットとノートの両方に使えるモデルも増えている。上位機種は4K動画の編集もできる製品が目立ってきた(図2)。4K動画とは横4000ドット前後の高解像度の映像のことで、フルHDをはるかに超えるデータ容量になるため、性能が高いパソコンでなければ快適に扱えないのだ。

●4K動画の編集に対応
●4K動画の編集に対応
図2 「dynabook T95」は4K動画の編集に対応する。最近はスマートフォンでも4K動画の撮影ができるようになっているので、今後は利用機会が増えるだろう
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 また、Windowsマシンでは1機種(「HP Pavilion x2 10-n000」)だが、最新のUSB Type-Cコネクターを搭載するモデルも登場した。充電端子を兼用できる新しい端子で、今後は標準的に普及しそうだ。パソコンの機種を問わずに、同じACアダプターを使える日も近いだろう。