国内では約4年ぶりにWindows Phoneの新端末が登場した。マウスコンピューターの「MADOSMA(マドスマ) Q501」だ(図1)。ラインアップは同スペックで2モデル、一般向け(背面が白)と法人向け(背面が黒)となる(図2)。
Windows Phoneは、オフィス文書を扱えるなど、パソコンとの親和性が目玉。だが、国内ではシェアが伸びず、auの「IS12T」以降、新製品が販売されなかった。今ではiPhoneとAndroid版のオフィスアプリが配布されている。
それでも、MADOSMAのメニュー画面はWindows 8.1でおなじみのモダンUI。おサイフケータイ、ワンセグ、防水といった機能は持たないが、Windowsユーザーなら迷うことなく使える利点はあるだろう。
SIMフリーというメリットもある。国内の格安SIMはもちろん、海外でも現地で販売されているSIMカードなどを挿し、料金を抑えられる。OSはWindows Phone 8.1 Update。今夏以降に登場するWindows 10 mobileへのアップデートも検討中という。新OSの登場を控え、Windows Phoneへの注目が再び高まりそうだ。