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 コンパクトデジカメやスマートフォンでの写真撮影に物足りなさを感じたら、「ミラーレス一眼」への乗り換えを検討してみよう。また、デジタル一眼レフ(以下、一眼レフ)を使っている人が、予備にもう1台と思ったら、やはりミラーレス一眼が良い選択肢だ。

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 ミラーレス一眼の特徴は、小型ながらも撮影目的に合った専用レンズを選んで装着できることだ。もちろん一眼レフもレンズを交換できるが、ミラーレス一眼は一眼レフのような光学ファインダーがないため、レンズからの光をファインダーに導くためのミラーやプリズムを省ける分、小型・軽量化できるのだ。

 ミラーレス一眼選びのポイントはいくつかある。まず、センサー(撮像素子)は画素数よりも、サイズを重視すること。センサーが大きいほど光を多く集められるので、より高画質の写真が撮影できるからだ。低価格コンパクトデジカメやスマートフォンの多くが採用する1/1.7型のセンサーに比べてマイクロフォーサーズなら5倍、フルサイズなら20倍もの面積になる。

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 レンズマウントの規格もチェックしよう。ミラーレス一眼は一眼レフに比べてまだレンズの数が少ない。マイクロフォーサーズは共通規格のため数十種類のレンズが選べる。しかしメーカー独自のマウント規格の場合は数本~十数本程度しかない。自分の使いたいレンズがあるか、本体選びと並行して確認が必要だ。

キヤノンが採用しているEF-Mマウントの対応レンズはわずか4本(2015年10月現在)だが、「マウントアダプター」を介すと同社の一眼レフ用のEFマウント用レンズが使えるようになる
キヤノンが採用しているEF-Mマウントの対応レンズはわずか4本(2015年10月現在)だが、「マウントアダプター」を介すと同社の一眼レフ用のEFマウント用レンズが使えるようになる
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 手ぶれ補正機能に関しては各社とも充実している。光学式と電子式に大きく分かれており、光学式は、補正のために部品を動かす機構によって、レンズシフトとセンサーシフト、カメラ本体内蔵型とレンズ内対応型がある。一方、電子式は画像処理プログラムによって補正する方式だ。

 ミラーレス一眼には光学ファインダーが搭載されていないので、EVF(電子式ビューファインダー)が必要かどうかも機種選びに大きく影響する。撮影スタイルによっては、一眼レフのようにファインダーをのぞき込んだ方が、没入感が得られて快適かもしれない。ただし、EVFはレスポンスや解像度によって快適さに差が出るので、なるべく購入前に実機で確認しておきたい。スマートフォンのような液晶画面を見ながらの撮影に慣れていれば、必ずしもEVFは必要ないだろう。

 あると便利な機能としては、Wi-Fi対応が挙げられる。本体にWi-Fi機能を内蔵していなくても、Wi-Fi機能付きメモリーカードを使える機種ならば、撮影済み画像を転送する手間が軽減できるので、SNSなどにアップするのも簡単だ。