PR

 ストックホルムのアルランダ空港を離陸後、南へ進路をとってバルト海を縦断。1時間20分ほどで着陸体勢に入れるベルリンは、ヨーロッパ大陸の中でもスウェーデンの至近距離にある首都である。新ミレニアム前後から続いていた建設ラッシュは収まり加減で、ソニーセンターのあるポツダム広場周辺はショップやオフィス、集合住宅なども建ち並び、整備化が進んでいる。フリードリッヒ通りやアレクサンダープラッツ駅周辺での掘り起こし工事などは見られるものの、全体的には街の落ち着きが甦ってきたベルリンの昨今である。

 今回訪れるフリー・ユニバーシティーは第二次大戦後、アメリカなどの援助で1947年に設立された。現在3万4000人の学生が在籍するベルリン最大の総合大学である。言語学部のキャンパスにフォスター+パートナーズ設計の図書館ができているというので、のぞいてみることにした。

駅から大学キャンパスに抜ける小道
駅から大学キャンパスに抜ける小道

 地下鉄U3号線の始発駅ノレン・ドルフから数えて、ちょうど10番目のダーレム・ドルフ駅で下車。エレベーターの中で会った物理学部の教授に案内されて、木々が生い茂る植物園に通じる小道を教えてもらった。熟れるのを待つりんごや梨といった果物の木もある。広大な自然に恵まれたキャンパスには感心してしまう。

◆NEXT:ダブルスキンで従来比35%のエネルギー削減