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 国土交通省が進めている超長期住宅、いわゆる200年住宅の先導的モデル事業で、初回の採択案が発表になるのは7月上旬、もうすぐです。すでに公表されている応募状況を見ると、今回の応募数は600余り。そのうち「新築」部門が8割以上を占めるのに対して、「既存改修」部門は29件。新築住宅の長寿命化にも意義はありますが、それ以上に、既存住宅を壊さずにリフォームする多様な仕組みが整備されていくことの方が大事なのではないかと個人的には考えます。初回採択案の発表直後、8月には2回目の応募が始まる予定です。リフォームの提案がどんどん増えていくことを期待したいと思います。

 日経ホームビルダー7月号「使えるニュース/手探りで200年住宅を提案」では、初回に応募した企業や団体の中から特徴ある3者に取材して、提案の具体的な内容や考え方をお伝えしました。200年住宅の話題については当面、継続的に記事を載せていく予定です。採択案の詳細は8月号以降で報じていきますので、ご期待ください。

 7月号は、このほかにも住宅の寿命にかかわる話題をいくつか取り上げています。その一つは、特集記事「基礎の死角」です。第1部では、建物の寿命を著しく縮めてしまうような基礎まわりのトラブル例を4つ紹介しました。ベタ基礎だからと油断していると、基礎が折れたり地下水が浸入したりといった深刻な問題が発生することがわかります。第2部では、トラブルを防ぐ品質管理のツールとして日本建築学会の指針や住宅保証機構のチェックシートを活用する方法について解説しています。第3部は、独自の施工管理の仕組みをつくって実践している住宅会社3社が登場します。

 住宅の寿命にかかわるもう一つの話は、シロアリです。「突撃!ゲンバ検証隊」の今月のテーマは「専門家と一緒にシロアリを探す」。これからリフォームをしようとしている実際の住宅で、シロアリがいるのかどうかを調べます。シロアリ検査の専門家がチェックすべきポイントや、シロアリ被害と単なる腐朽との見分け方を解説してくれました。