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 スウェーデンのスモーランド地方といえば、ガラス工芸やモダン家具の生産地として知られ、コスタボダやオレフォスといった伝統あるガラス工場や数々の工房が森と畑などに囲まれた村落に散在している。北欧の工芸とかプロダクトに興味ある人ならピンと来るはずだ。コスタボダのアートガラス作家、ウルリカ・ハイドマン・ヴァリーンの最大規模のコレクションを所蔵する美術館がエーランド島にあると聞き、訪ねてみることにした。

VIDA MUSEUM & GALLERY
最新の北棟から見る美術館全景
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駐車場からアクセスするエントランス

 高い山こそないものの、針葉樹と広葉樹が入り交じって耕作地と見事に調和する風景は、児童文学作家、アストリッド・リンドグレーンによる「長くつ下のピッピ」などのモデルとなった田舎を想像すればイメージがわいてくると思う。曲がりくねる、ラリーさながらの運転も楽しくさせてくれる。

 南北に細長いエーランド島へ向かって本土の東海岸、カルマルのバイパスを通過すると、全長6072mの橋に差し掛かる。何とか天気が持ってほしいと願ったのだが、ちょうど橋を渡り切る寸前で雨模様になってしまった。

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天気が良ければカルマル海峡と遠く本土が望めるテラス
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西に大きく窓が開放されているギャラリーをテラスから見る

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