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 リフォーム需要について、本誌調査で意外と思えるような「高いニーズ」が明らかになりました。調査をしたリフォーム経験者の77.4%が、「近いうちに光熱費を下げるための断熱改修を実施したい」と考えていたのです。これは568人に意向を尋ねた結果です。断熱改修は消費者の「環境意識」と「光熱費の削減」の両面を満たすからでしょう。

 住宅投資への需要は冷え込んでいますが、エコロジーとエコノミーの二つ「エコ」をうまく結びつけて提案すれば、顧客にも喜ばれるし、仕事にもつながるのではないか――。そんな思いから日経ホームビルダー2009年1月号では、建て主787人、実務者347人への調査結果をもとに「エコ設備・省エネ住宅」の特集を組みました。調査で尋ねたのは主に、使った人にしかわからない「本当の満足度」です。

 光熱費は? 使い勝手は? メンテナンスの手間は? 太陽光発電、エコキュート、エコジョーズなど人気のエコ設備を横並びで比較したうえで、満足した点や不満な点などについてのナマの声を紹介しています。費用対効果に満足していない利用者が少なからずおり、その原因として、期待する省エネ効果を発揮できない使い方があることなどが明らかになりました。本誌が集めた建て主・プロ双方のナマの声を、顧客提案の際に生かしていただきたいと思います。併せて2009年4月に施行される改正省エネ法のポイントも解説しましたので、こちらもぜひご覧ください。

 1月号には、リフォームへの進出を打ち出したタマホームの「戦略」に迫る緊急インタビューも掲載しています。「元請け」という口説き文句を掲げてリフォーム分野の施工パートナーを募る同社のリフォーム戦略がストレートに語られています。2009年は厳しい年になりそうですが、大型の住宅減税や建て主のエコ意識を喚起する「改正省エネ法」、住宅の長寿命化を後押しする「長期優良住宅の普及促進法」など、追い風にできそうな芽も見えてきました。2009年も引き続き、これらの情報をできる限り役立つ形でご紹介していきたいと考えております。