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 ニューヨーク市立大学シティカレッジ(CCNY)の中核となるキャンパスはハーレム地区の小高い丘にある。南北に長いセントラルパークからさらに北上して、地下鉄の135丁目の駅を降りると、目の前がセントニコラス公園になっている。急斜面の小道を登り始めると建築学部の白い学び舎が見えてくる。登り切って135丁目通りを進み、コンベント通りと交差する左の角に校門がある。白いコンクリートブロックとガラス張りに特徴のある5層の建物だ。学校建築のプロジェクトを数多く手掛けてきた、前回でも紹介したラファエル・ヴィニョーリ・アーキテクツ(Rafael Vinoly Architects)の最新作である。

キャンパスの西、幼稚園の庭から見るニューヨーク市立大学シティカレッジ建築学部の新校舎 (写真:武藤 聖一)
キャンパスの西、幼稚園の庭から見るニューヨーク市立大学シティカレッジ建築学部の新校舎 (写真:武藤 聖一)

セントニコラス公園から見る新校舎 (写真:武藤 聖一)
セントニコラス公園から見る新校舎 (写真:武藤 聖一)

新校舎の夜景 (写真:武藤 聖一)
新校舎の夜景 (写真:武藤 聖一)

 1950年代に建てられた図書館を改装したということだ。鉄筋コンクリートの柱とフローリングの平板だけを残して増改築したため、前知識なしでは全く新しい建築とみなされても不思議ではない。