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 北欧家具のメジャーな見本市として年々、注目度を増してきている第59回ストックホルム家具見本市(Stockholm Furniture Fair 2010)が2月9日から13日までの5日間、ストックホルム郊外にあるアルブショーのメッセで開催された。当「撮り歩記」の連載としては3年連続となる特番をお届けする。

 今年はトータル7万m2に約770の出展があった。うち300社は海外からだ。

 世界的に著名なクリエーターを招請して特別展示するのが恒例となった。今年その構成者「Guest of Honour」に選ばれたのは、ファッションデザイナーで家具のデザインも手掛ける英国人、ポール・スミス(Paul Smith)だ。現在、75カ国で作品が販売されているという。

 彼自身のキャラクーなのか、ブティック内は本や貴金属、骨とうや芸術品などをコーディネートしているところを多く見かける。世の中が多少憂うつ気味な昨今、ホームインテリアに明るく楽しい希望のメッセージを込めて、A館の中央にカラフルな4つのラウンジを設けた。花柄や日用品、彼のブティックの写真のコレクションなどをデコレーションした壁面からは、陽気な雰囲気がもろに伝わってくる感じだ。中でも彼が尊敬するジオ・ポンティ(Gio Ponti)が創刊したイタリアの雑誌「DOMUS」の表紙写真をバックにしたインテリアなどは好評だった。

Guest of Honourに選ばれたポール・スミスによる、花柄とクラシック家具をコーディネートした特設ラウンジ (写真:武藤 聖一)
Guest of Honourに選ばれたポール・スミスによる、花柄とクラシック家具をコーディネートした特設ラウンジ (写真:武藤 聖一)

大胆なグラフィックデザインでまとまったポール・スミスのコーナー (写真:武藤 聖一)
大胆なグラフィックデザインでまとまったポール・スミスのコーナー (写真:武藤 聖一)

世界中にあるポール・スミスのブティックをモチーフに壁面をデコレーション (写真:武藤 聖一)
世界中にあるポール・スミスのブティックをモチーフに壁面をデコレーション (写真:武藤 聖一)

日用品を壁に配した楽しそうなラウンジ空間 (写真:武藤 聖一)
日用品を壁に配した楽しそうなラウンジ空間 (写真:武藤 聖一)