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日経BP社が主催した、クイズを通して住まいの資産価値を高める知識を身に付けられる「住育エンタ!『すまいダービー』」。2014年8月から2015年1月まで半年にわたり、毎月5レース(1レース10題)計300題の設問が出された。半年間の回答者数は1000人を超え、1レース当たり約200人(191.9人)、延べ5万7680回の挑戦が寄せられた。「住まい」についての広範囲な知識を問うクイズとしては、かなり大規模なものだ。

 全300題の正答率を俯瞰した前回の記事に引き続き、第2回となる「すまいダービー」の結果報告では、個別の設問に焦点を当て、どのような設問が楽々と回答できた「常識」だったのかをひも解いてみる。

回答者の楽々「常識」、もやもや「誤解」。それぞれ、どんな設問?

 まずは、各設問について平均点と得点のバラつきを見てみよう。すまいダービーは、4つの選択肢それぞれに0点から10点までが配点されている。選択肢の配点は出題者の任意で決められ、満点となる10点が4つのうちひとつとは限らない。4つの選択肢すべてが10点という設問や、3点・5点・7点・10点のように段階的に配点されている設問もある。

 つまり、平均点の高い設問だからといって10点の回答者ばかりというわけではなく、7点や10点などの高得点の回答者が混在していた可能性もある。後者ならば、正解の選択肢を決めるのに「混乱」しているものの、高得点の選択肢を選びやすい「常識」的な設問だったといえる。

 全300題の回答を眺めるうちに、各設問は「常識」的かどうかを示す平均点と「混乱」しているかどうかを示す得点のバラつきとの2つの視点から評価でき、次の4パターンに分類できることに気付いた。

 まず、(A)回答者の多くが7点や10点などの高得点を取っている(=常識的な知識を問うものだったといえる)、(B)(A)よりも回答者の得点はバラついているが、7点や10点など高得点が比較的多い(=回答者の知識が統一されておらず混乱気味だが、おおまかには常識的な知識といえる)、(C)回答者の得点はバラつき、かつ0点や3点などの低い得点が比較的多い(=Bと同じく混乱気味で、かつ誤解している人が多いといえる)、(D)おおむね0点や3点など低い得点を取っている(=回答者のほとんどが「誤解」しているといえる)。