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 印象に残った質問と関連して「会ってみたい出題者」を挙げてもらったところ、下記のような答えになった。やはり探求熱心な得点上位者らしく、さらなる知識欲や勉強欲が垣間見える。最後のコメントは少し異色だが、「すまいダービー」を楽しんでもらえたようだ。

「淡河範明さんの住宅ローンアドバイス、中川寛子さんの住みやすい街選びなど自分の知らない分野のことを教えていただきたいです」

「MISC(目黒インテリアショップスコミュニティー、Meguro Interior Shops Communityの略称)に伺いたいと思いました。家具や家のお手入れのノウハウはとても勉強になります」

「リノベーション住宅推進協議会会長の内山博文氏。日本の中古住宅市場の低迷について理解を深めたい」

「建築の歴史に関する出題者。こんなディープでオタクな問題、誰が答えられるのか! と笑ってしまったので」


「すまいダービー」のアーカイブで住まいを楽しもう

 最後に、300題に上るレースを完走しての思いを尋ねた。続編を希望する声もあり、「すまいダービー」事務局としてはホッとしたところだ。特に、知らないジャンルの知識を得られたことを評価してもらえたようだ。

「おもしろかったので、また開催してください」

「住まいに関して、自分の専門分野でない他のジャンルを色々のぞけたのが良かったです。 ぜひともまた開催していただきたいです」

「参加者がもっと増えると面白い。継続するならもっとピーアールしてはどうでしょう」

「日本の住宅は耐震性や断熱性にもっと力を入れるべきと思います。また中古住宅は20年で無価値になるといわれますが、耐震・断熱に配慮している住宅には(一律な評価ではなく)正当な価値が認められるべきとも思います。そんな住宅市場への働きかけになってください」

 私たちの暮らしは「住まい」と切っても切り離せない。あまりに身近で当たり前に存在しているので、住宅産業以外の人は気に留めることも少ないだろう。しかし、住まいを手に入れる際には、法律や相場を前提に検討し、不動産会社や建設会社などと付き合うことになる。入居後も、資産価値を維持する住み方を心がけたいならば、広範囲の知識が求められる。

 多くの人がそうした知識の幅広さを楽しみつつ、新しい「へぇ!」を見つけていたら、「住宅エンタ!『すまいダービー』」を開催した意義がある。「すまいダービー」の全300題はケンプラッツの過去記事としてアーカイブされている。いつでも何度でものぞいて、住まいをさらに楽しんでほしい。