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 「Zマーク」まがいの表示をした金物が出回っている。中には十分な性能が出ない金物がある。仕様書に指定していない金物を気付かずに使ってしまう可能性もあるため、日本住宅・木材技術センターでは注意を呼びかけている。

【紛らわしい表示例】「Z」と書かれているだけでハウスマーク、申請者番号、工場番号がない。「住宅金融公庫仕様規格品」と印字されているが、住宅金融公庫では金物の規格は定めていない
【紛らわしい表示例】「Z」と書かれているだけでハウスマーク、申請者番号、工場番号がない。「住宅金融公庫仕様規格品」と印字されているが、住宅金融公庫では金物の規格は定めていない

【正式な表示例】ハウスマーク付きで下に申請者番号を示す「NO.7」、工場番号の「1」と書かれている。番号は金物にも刻印されている
【正式な表示例】ハウスマーク付きで下に申請者番号を示す「NO.7」、工場番号の「1」と書かれている。番号は金物にも刻印されている

 Zマークは木造軸組み工法用の接合金物に対して同センターが認定するもの。建築基準法の告示1460号の仕様を満たすかどうかの判断材料としても使われている。

 紛らわしい表示例には、箱に「Z」の文字と「住宅金融公庫仕様規格品」、「建材試験センター試験済」と印刷したものなどがある。正式な認定品にはZの文字を家形で囲んだマーク、申請者番号、工場番号がセットで表示される。実在するメーカーの申請者番号を使うケースや告示で要求している性能が出るものもあるため、見ただけでは認定品と見分けが付かない場合もある。

 このような未認定品は2、3年前から市場に出ている。以前は羽子板金物が多かったが、最近はホールダウン金物の例が増えているという。海外で製造された金物もあり、中国製が目立つという。

 「Zマーク」らしき表示があっても極端に安いもの、溶接やメッキが悪いものは避けた方がよさそうだ。

(西山 裕子/日経ホームビルダー編集)


◇詳しくは、日経ホームビルダー2002年9月号の「ニュース解説」参照