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東側から見た地上部の外観。展示スペースは地下にある
 京都府宇治市蓮華の「平等院」の境内に,仏教彫刻などを展示公開する鳳翔館が3月1日にオープンした。
 地下1階・地上1階,延べ床面積2249m2。建設地は10円硬貨の刻印で知られる鳳凰堂の南側の小高い丘の部分で,展示室や収蔵庫などの基本機能は丘の地下に埋めている。地上部の屋根は鳳凰堂とは対照的な陸屋根だが,地面からの高さを5m以下に抑えており,鳳凰堂からはその姿がほとんど見えない。建築設計は栗生明氏と栗生総合計画事務所,ランドスケープ設計はプレイスメディアが担当。施工は大林組が担当した。
 鳳翔館は老朽化した旧宝物館を建て替えたもの。旧宝物館は主に収蔵の目的で計画された建物だったため,国宝を多数収蔵しながら,宝物の展示公開は気候の安定した春と秋の一時期に限られていた。今回完成した鳳翔館は貴重な宝物を常設展示するほか,企画展などにも対応できるつくりとなっている。
 開館時間は午前9時~午後5時(冬期は4時30分まで)。拝観料は大人600円。
http://www.byodoin.or.jp
[2001/03/27  15:56]