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 国土交通省は11月22日、シックハウス対策関連の政令・告示案を公表した。この案について、12月13日午後5時45分までパブリックコメントを実施する。

 政令・告示案の概要は以下の4点。(1)居室の種類や換気回数(1時間に換気できる空気の容積を居室の容積で割った値)に応じてホルムアルデヒドを発散する建材を内装仕上げに使用する際の面積を制限する(2)ホルムアルデヒドを発散する建材を使用しない場合でも家具からの発散があるため、原則として建築物には機械換気設備の設置を義務づける(3)天井裏などは下地材をホルムアルデヒドの発散の少ない建材とするか、機械換気設備を天井裏なども換気できる構造にする(4)居室のある建築物にはクロルピリホスを添加した建材の使用を禁止する。

 このうち、告示案で意見を募集するのは、ホルムアルデヒドを発散する建材の区分や換気設備の構造方法などについて。

 国交省では、パブリックコメントの終了後、規制対象となる建材を定める告示を制定し、2003年3月に予定されているJASとJISの規格改正を受けて、再度、これらの告示を改正する見込み。

 「建築基準法等の一部を改正する法律」「建築基準法施行令の一部を改正する政令案」「シックハウス対策関係告示案」は、2003年7月1日に施行の予定だ。