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 住宅向けの手すりの市場が活気づいている。建築基準法で階段への手すり設置が義務付けられたことや,介護保険制度の住宅改修補助事業で手すりの設置が補助対象となったことが要因だ。

 建材メーカー各社が住宅向けに販売している手すりには,公共施設などに設置する手すりに比べて握り棒の直径が細い製品が多い。耐久性を重視していた公共施設に比べて,住宅では意匠性や住み手の使いやすさが判断基準となっているようだ。

 しかも,握り棒の太さは,廊下や階段なら直径35mm,浴室などの水まわりなら直径32~30mm程度がちょうどよいという。伝い歩きで体を支えるために手すりを使う場合と,立ったり座ったりといった動作のために手すりを使う場合では,握りやすいサイズが違うためだ。住まい手が特定される住宅では,使いやすさを確認して選ぶ必要がある。

(桑原豊/日経アーキテクチュア編集)


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