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 日本建築学会は、東京の建築会館内に日本建築学会建築博物館を開館することを記念して、建築博物館所蔵資料展(第1回)「拡張するアーカイブ『伊東忠太展』造化の秘訣を發(あば)く 〜 伊東忠太関係資料解読の過程」を開催する。

 日本建築学会建築博物館は、建築関係の図面や文書、写真をひろく収集・保存・整理・研究・展示するための永続的施設として建築会館内に設立されるもの。この種の博物館としては日本で最初となる。

今回の展示会は、伊東忠太の直筆の野帳、日記、書簡、写真など、彼の思想の源泉をたどるために欠かせない貴重な個人資料で、伊東家から同学会へ寄贈され建築博物館発足の基礎となった資料群2000点のうち、主要な資料の一部をもとに原資料、パネル、映像などで再構成するもの。

 「造化の秘訣を發(あば)く」とは、伊東忠太が1892年に帝国大学に提出した卒業論文『建築哲学』にある伊東自身の言葉で「造化」と同じ音をもつ「造家」は、明治時代に建築を指した言葉。造家を、建築に、造家学科を建築学科に、そして造家学会を建築学会に変えたのが伊東忠太だった。

会期は、2003年1月6日(月)~1月30日(木)で、毎日9時~19時。ただし、1月6日は13時30分開館。土、日曜日も開館する。入場無料。問い合わせは、日本建築学会事務局「伊東忠太展」係(電話:03-3456-2051、e-mail:tosho@aij.or.jp)