国土交通省は10月24日、2006年度上期の建築物防災週間(8月30日~9月5日)に実施した建築物の地震対策やアスベスト問題に関する全国調査の結果を発表した。床面積が500m2以上の大規模空間を持つ建築物で、調査時につり天井の状態に問題ありとされた4974棟のうち、すでに崩落対策を実施済みのものは406棟(8.2%)、実施を予定しているものは536棟(10.8%)。残りの4032棟(81.1%)は対策実施の予定もないことが明らかになった。

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