兵庫県三田市の市立上野台中学校の耐震補強工事で、実際とは異なる図面を基に耐震診断や補強設計をして、10月に施工が完了していたことが明らかになった。委託された設計事務所が、以前の改修で2カ所の耐力壁が撤去されていたのを現況調査で見落とし、存在するものとして構造計算していた。再計算の結果、文部科学省からの国庫補助の条件となる構造耐震指標(Is値)の基準を満たさなくなった。
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