プロジェクト
目次
-
2012PJ:焼失した駅舎のイメージを踏襲
敦賀駅交流施設
現存駅のバリアフリー化に合わせて建設する交流施設。街の玄関口として情報発信の機能を担う。火災で焼失した2代目駅舎のイメージを踏襲。外装は、Low-Eガラスと溶融亜鉛メッキリン酸処理を施した鉄板を使用し、落ち着いた色調とする。
-
2012PJ:辰野金吾設計の外壁を曳き家保存
淀屋橋マンションプロジェクト
既存建物の外壁を保存し、曳き家工法によって新築分譲マンションの低層部外壁とする。既存建物は、辰野片岡建築事務所が設計し、1918年に地上2階建ての「大阪農工銀行」として竣工した。
-
2012PJ:明治期のレンガ塀を外構に再利用
友愛会館
1964年に竣工した友愛会館の建て替え。友愛会館の前身であるユニテリアン教会・惟一館(1894年竣工)のイギリス積みのレンガ塀を解体し、外構の一部に再利用している。
-
2012PJ:大阪駅北ヤード跡地に超高層棟4棟
うめきた先行開発区域プロジェクト グランフロント大阪
JR大阪駅北側にある北貨物ヤード跡地のうち約7haを先行開発するプロジェクト。オフィスと商業施設を設置するAブロック(パースの右側)、オフィスや商業施設、ホテルなどを設けるBブロック(中央の2棟)、分譲住宅を建設するCブロック(左側)の3ブロックで構成する。
-
2012PJ:千鳥状の住棟配置で風と光を導く
K2 west
東京世田谷区の賃貸集合住宅。戦前から残る松の大木や桜並木など、敷地外周の既存樹木を保存。敷地中央に緑地帯を設けた。住棟を千鳥状に配置することにより、通風と採光を促進する。
-
2012PJ:庇と再生木ルーバーでくるむ
ヒューリック浅草橋ビル
東京・台東区の旧福井中学校跡地を50年定期借地し、オフィスビルを建設。多目的ホールなどを設置する1~3階に再生木のルーバーを設置して日射を遮蔽。基準階には四周を覆う庇を設ける。
-
2012PJ:地震被災後を想定した複合ビル
横浜三井ビルディング
横浜市のみなとみらい21地区に建設したオフィス、商業施設などからなる複合ビル。外観は風を受け未来へ向かう帆船をイメージしたデザインを採用した。1階に店舗、2階に文化交流施設「原鉄道模型博物館」、3階にオフィスロビーを設置し、5階から30階を賃貸オフィスとする。
-
2012PJ:緑を屋上まで連続するように配置
松山煙草工場跡地文化園区BOT計画
オフィス、商業施設、ホテル、コンサートホールなどが入る複合施設。1930年代の日本統治時代に建設された煙草工場の跡地における再開発計画である。周辺には、大規模施設がある一方、古跡や蓮花池など古い景観も残る。スケールの異なる円弧を組み合わせ、変化に富んだヒューマンスケールの外部空間をつくることで、景観…
-
2012PJ:ダブルスキンで自然換気
新潟日報社新社屋メディアシップ
「北前船」の帆をイメージして外観をデザインした。自然通風型のダブルスキンカーテンウオールを採用。気圧差によって開閉する換気窓から自然風を取り入れる。太陽光発電と天然ガス発電も導入。
-
2012PJ:縦型ブラインドで佐賀錦の織り糸を表現
商工中金 佐賀支店
佐賀市の商工中金佐賀支店の建て替え。事務所棟と車庫棟を新築する。建物のファサードは、事業の特色である企業の後ろ盾を表現すべく、2階部分に屏風をモチーフにしたカーテンウオールを設置した。さらに、縦型のブラインドとリブ型バックボードのコントラストにより佐賀錦の織り糸を表し、外壁は有田焼の白磁をイメージし…
-
2012PJ:伝統建築を保存し、現代建築を加える
北京国子監ホテル、美術館
中国北京市の景観保護地区である国子監街に、ホテルと中国油絵美術館の複合施設を建設する。中国の伝統的意匠で建てられた建物7棟のうち、3棟を保存改修。2棟は解体して既存建物の様式を踏襲して新築し、ホテル施設を配置。残り2棟も解体し、「現代中国」をデザインテーマにした美術館とホテル施設を新築する。
-
2012PJ:Fc200の超高強度コンクリートを採用
クロスエアタワー
オフィス、共同住宅などを設置する複合ビル。Fc200の超強度コンクリートを地下2階と地下1階の一部の柱に使用した。首都高速の大橋ジャンクション屋上に設けた空中庭園と建物3階を歩行者デッキで接続する。
-
2012PJ:騒音対策重視した線路そばのマンション
ドレッセ青葉台プレエスタ
横浜市青葉区の分譲マンション。地上6階、地下1階建てで総戸数は119戸。東急田園都市線の線路に近接することから騒音対策に配慮する。二重サッシを導入するほか、一部の住戸に外部音低減型給気口または壁内に給気時の音を減衰させる消音ボックスを設置する。
-
2012PJ:BCP対応の自治体統合病院
掛川市・袋井市新病院
掛川市立総合病院と袋井市立袋井市民病院が統合し、全国初の自治体統合病院となる。免震構造などにより、耐震安全性を高めたBCP対応病院。耐震性は建築基準法の1.5倍相当。自家発電機は半月以上利用可能。
-
2012PJ:庇や光ダクトで太陽光を制御
衆議院・参議院新議員会館
衆・参議員会館の建て替え。デザインアーキテクトを日建設計が務める。水平庇やLow-E複層ガラスの設置や光ダクト、太陽光発電などの導入により、CASBEE-Sランクを目指す。建築家・岡田新一氏から景観のアドバイスを受けている。
-
2012PJ:大地震を想定して高台移転
伊東市新病院
大地震を想定し、市の総合病院を海抜 40mの土地に移転新築する。メーンエントランスを2階に設置。2階には外来診察・検査機能を集約したホスピタルモールを配置する。
-
2012PJ:手動開閉の窓で外気を取り込む
神田万世橋ビル
東京・神田須田町の賃貸オフィスビル。オフィスフロアの両端 2カ所に、窓を開閉できるスペース「ウインターガーデン」を設ける。手動の片引き窓から外部の風を取り入れ、空調エネルギーの低減を図る。
-
2012PJ:地中熱利用や重力換気でCO2を抑制
九州大学伊都キャンパス カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所
文部科学省「世界トップレベル研究拠点」の採択を受けた低炭素関連の国際研究施設。地下ピットに設置したクール&ヒートチューブによる給気方式を導入。ソーラーチムニーも設置。
-
2012PJ:3頂点のブーメラン形屋根
石家庄市生態城市館
人工湖と島を造成し、360度湖に囲まれた都市博物館を建設する。シェル構造とアーチ構造を基にした3頂点ブーメラン形状の大屋根をエントランス上部に設置。施設の大半を土で覆って緑化する。
-
2012PJ:高さ20mのメガトラスでタワーを支える
中之島フェスティバルタワー
地上39階建てのビルに、朝日新聞大阪本社のオフィス、ホール、商業施設などを設ける。低層部に約60m四方の無柱空間をつくり、2700席のホールを配置。その上に高さ約150mのオフィスを載せる。