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 連載の第1回でも触れたように、ドバイの開発の特徴の一つは面開発だ。広大な砂漠をゾーニングして大規模な施設を開発しているエリアは少なくない。

 例えば、ドバイ・ワールド・セントラルと呼ぶ区域では、滑走路を6本持つ大規模な新空港の整備が進んでいる。2007年末から2008年の初頭にかけて、運用を開始する予定だ。世界一の高さを目指すブルジュドバイの隣では、「ドバイモール」と呼ぶ世界一の大きさのショッピンセンターを建設中だ。施設が巨大になれば、それだけ人の活動スケールとの間に格差が生じる。そうした差を埋めるための方策を探る必要もありそうだ。

建設中の新空港の完成予定図。空港周辺に航空関係の産業を集積させた都市にする構想を持っている(資料:ドバイワールドセントラル)
建設中の新空港の完成予定図。空港周辺に航空関係の産業を集積させた都市にする構想を持っている(資料:ドバイワールドセントラル)

砂漠に巨大なレジャーランドやスポーツ施設などを建設する「ドバイランド」のプロジェクト、写真は、その開発エリアの入り口部分に設けられたゲート(写真:日経アーキテクチュア)
砂漠に巨大なレジャーランドやスポーツ施設などを建設する「ドバイランド」のプロジェクト、写真は、その開発エリアの入り口部分に設けられたゲート(写真:日経アーキテクチュア)

ドバイランド内には、「バワディー」と呼ぶホテル街の建設プロジェクトがある。10kmにわたる通り沿いにホテルを建設する。目玉となるホテルの一つが「アジア・アジア」。世界最大のホテルで、6500室を持つ予定。同ホテルの建設予定地にはアジアの有名な建物を模倣した施設のイメージが掲げられていた(写真:日経アーキテクチュア)
ドバイランド内には、「バワディー」と呼ぶホテル街の建設プロジェクトがある。10kmにわたる通り沿いにホテルを建設する。目玉となるホテルの一つが「アジア・アジア」。世界最大のホテルで、6500室を持つ予定。同ホテルの建設予定地にはアジアの有名な建物を模倣した施設のイメージが掲げられていた(写真:日経アーキテクチュア)

完成すれば世界最大となるショッピングモール「ドバイモール」の建設現場。延べ面積は約112万m2になる見通しで、2008年9月の開業を目指す(写真:日経アーキテクチュア)
完成すれば世界最大となるショッピングモール「ドバイモール」の建設現場。延べ面積は約112万m2になる見通しで、2008年9月の開業を目指す(写真:日経アーキテクチュア)

中国系の商店が軒を並べる「ドラゴンマート」。平面形状が竜のように細長くなっている。その長さ1.2km。回遊性がないので、店舗間の移動には苦労する(写真:日経アークテクチュア)
中国系の商店が軒を並べる「ドラゴンマート」。平面形状が竜のように細長くなっている。その長さ1.2km。回遊性がないので、店舗間の移動には苦労する(写真:日経アークテクチュア)