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目次
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4月に迫る消費増税、請負側の対策は?
4月に消費税率が5%から8%に引き上げられる。その際、発注者から請負側への対価支払いで、増税分に相当する価格の上乗せを拒む事例が出てきている。経済産業省と公正取引委員会が合同で実施した調査で明らかになった。
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標準解答2例の差異でわかる製図試験合格のツボ
平成25年度一級建築士製図試験web再現図面展-第2幕
一級建築士の受験指導を手がける学科製図.comが製図試験を分析したところ、「計画内容そのものについては、かなり幅広く許容している」ことがわかった。「論理的整合」や「バランス」を重視する傾向も読み取れた。
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「傾向」読み取れるも依然不明な「合格レベル」
平成25年度一級建築士製図試験web再現図面展-第2幕/詳細版
学科製図.comが集めた2013年一級建築士製図試験の“再現図面”を合否の結果を含めて分析する「web再現図面展-第2幕」の詳細版。10枚の再現図面を使って、これからの一級建築士製図試験の傾向と対策をひも解く。
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「10%以上の成長を」、飯田GHD西河洋一さん
2014年住宅市場はこうなる!
戸建て分譲や中古住宅、耐震、省エネ、大規模木造など、8つの分野に先駆的に取り組む企業・団体のキーマンに、2014年の住宅市場を尋ねた。シリーズで紹介する。第1回は2013年11月、一建設や飯田産業など6社が統合して誕生した飯田グループホールディングス(飯田GHD)の代表取締役社長に就任した西河洋一さ…
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新国立競技場、日建設計JVが基本設計に着手
日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長は1月23日、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場について、基本設計に着手したことを明らかにした。随意契約で委託。フレームワーク設計を担当した日建設計・梓設計・日本設計・アラップ設計共同体(JV)が引き続き担当する。
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「クリップ不要」の次世代耐震天井が登場
清水建設は、天井板の下地の接合にクリップを使わない「SDクリップレス天井」を開発した。天井下地の構造的な弱点だったクリップを排除したことで耐震性が大幅に向上。天井面で1Gレベルに達する地震動に対して天井が損傷しないことや、2Gを超える地震動に対しても一部の下地材が座屈するだけで天井板は崩落しないこと…
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パッシブやサ付き住宅に注力、LIXILが展示会
LIXIL(リクシル)は1月21日と22日の2日間、製品展示会「LIXPO(リクシポ)東京2014」を東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催した。今年は2回目で、テーマは昨年に引き続き「暮らしを育てる。」。総合住生活企業である点を生かして、幅広く製品を紹介した。
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昭和初期の木造駅舎を復元完了、掛川市民の寄付で
JR東海は、静岡県掛川市の掛川駅北口の木造駅舎の耐震化工事を完了。1月26日から利用を開始する。同社は当初、鉄筋コンクリート造に建て替える計画だったが、市が保存を要望。増額分を市民や市が寄付して、外観を復元するかたちで耐震化した。
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100万円補助、長期優良化リフォーム推進事業の案公表
国土交通省は1月23日、性能向上を図るリフォームの工事費などを1住戸当たり100万円まで補助する長期優良住宅化リフォーム推進事業の募集要領案を公表した。2013年度の補正予算案に盛り込んだ事業で、予算成立後、迅速に公募を実施するため現時点の具体的な内容を公表した。募集要領案とあわせて、補助対象とする…
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都市と下町の2面性を外観に
設計者こだわりの建材・設備 ザ・ロアハウス代々木初台(東京都渋谷区)
「ザ・ロアハウス代々木初台」は、東京・初台にコスモスイニシアが建設した計27戸の分譲マンションだ。第一種低層住居専用地域に位置し、周囲には低層の街並みが続く。500mほど北に京王新線の初台駅があり、駅北側には新国立劇場や東京オペラシティタワーが立ち並ぶ都市的な環境にもある。外観や仕上げ材を検討する際…
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ブラジルW杯競技場、半数が未完の理由は?
サッカーのワールドカップが6月に始まるブラジルで、会場となる12競技場のうち、6カ所が完成予定としていた2013年末に間に合わなかった。背景には、建設費の上昇や資金計画の見通しの甘さといった問題がある。20年の五輪開催を控えた日本にとっても人ごとではない。
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老朽マンション、5分の4賛成で売却可能に
国土交通省は、耐震性が不足する老朽マンションで区分所有者の5分の4以上が同意すれば、敷地を売却できる制度を創設する。区分所有者が自力で建て替えるのではなく、マンションを売却し、買い受けたデベロッパーなどが建物を解体、建て替える道筋をつくる。
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耐震補強の誤解、増し打ち長さ不足で基礎が折損
この記事は、耐震改修を多数手掛ける金井工務店(埼玉県川口市)社長の金井義雄さんが気になった耐震改修の問題点に、工学院大学教授の河合直人さんが答えるものだ。今回は基礎の増し打ち補強がテーマだ。
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不動産会社が大手ハウスメーカーをライバル視
住宅会社も不動産会社も、目前のライバルは同業者。ただ、住宅会社では大手を、不動産会社では地域の不動産会社を最も脅威に感じている──。日経ホームビルダーが住宅建設業や不動産業に関わる実務者を対象に実施したアンケート調査で、このようなことが分かった。
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モルタルや胴縁と接する水切りの腐食を実験
モルタル直張り工法の住宅に取り付けた水切りが、施工の不具合からわずか1年で腐食した。水切りを製造するハウゼサンエイ(大阪市)は、考えられる幾つかの原因の中から2つに絞って試験を実施した。水切りはガルバリウム鋼板製だ。
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2030年住宅着工が増えるのは、東京、愛知そして…
「住宅ストック市場年鑑2014」の読み方
日本は経験のない人口減少社会、言い換えれば成熟社会に入る。住宅の設計・施工・管理などに携わる実務者もこの変化のなかで仕事をすることになる。自信をもって事業を展開するためには、仕事を行うエリアの将来像、つまりマーケットを見通し、トレンドを大まかにつかむことが欠かせない。この一助とするため、日経ホームビ…
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ウェブサイトによる集客に手応え、不動産会社
「うちはウェブサイトがなければ潰れているところだ──」。駅前に店舗を構える、ある不動産会社社員の言葉は、不動産業界の営業ではインターネットを使った情報発信が重要であることを示している。
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老人ホーム選びのエキスパートに聞く 高齢者施設づくりの五つの視点
「食堂は二つ以上ほしい」「入居者のライフスタイルに合わせた設計を」
一般社団法人・有料老人ホーム入居支援センターの上岡榮信(うえおか・しげのぶ)氏は、独自の基準による格付け・評価を基に、入居者の視点で高齢者施設を紹介する活動を手がけている。訪れた高齢者施設は国内外で1400カ所を超える。上岡氏はこのたび、「親に薦めたい!自分も入りたい!老人ホーム探し50の法則」(日…
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手堅い集客、住宅会社のOB顧客訪問
7割強が自社のウェブサイトで情報提供しているものの、最も集客に結び付いているのはOB顧客訪問という結果に──。日経ホームビルダーが住宅建設業に関わる実務者を対象に実施したアンケート調査で、集客に関してこのようなことが分かった。
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2月から十和田でSANAA展、「あまちゃん」作曲家とのトークも
開館5周年を迎える十和田市現代美術館が、2月1日から3月30日まで「妹島和世+西沢立衛 SANAA展」を開催する。妹島氏と西沢氏の共同事務所であるSANAAとしての活動と、両氏個人のプロジェクトを紹介。会場構成は西沢氏が担当する。休憩スペースや回廊などを含め、西沢氏が設計した同美術館全体を生かした展…