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一建設の強度不足住宅が1380棟に、98%は改修済み
一建設(東京・練馬)は3月29日、これまでに分譲してきた木造2階建て住宅のうち1380棟の強度不足を発表した。壁量を補う改修工事は、3月28日時点で約98%の1346棟分が終了している。
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【建基法不況の現実】「建築確認業務の早急な改善を!」、沖縄で総決起大会
日曜日の午後2時、作業着やヘルメットを着用した建設関連業の従事者たちが続々と沖縄県立武道館に集まってきた。予定時刻から20分ほど遅れて、大会が始まる。開会を告げるナレーションが会場に響きわたる。「今回の法改正は耐震偽造事件に端を発し、急きょ行われました。しかし、国の所轄官庁において今回の事態が予測…
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日本郵政グループの郵便局会社がマンション分譲に参入へ
日本郵政グループの郵便局会社(東京・千代田)は2008年度の事業計画で、マンション分譲への参入を表明した。
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瑕疵担保履行法の施行に早めの準備を、国交省が住宅業界団体に要請
国土交通省は3月31日付で、建設業と宅地建物取引業の各団体に、2009年10月に全面施行となる住宅瑕疵担保履行法への準備を会員各社に周知徹底するよう要請した。住宅供給者(施工者か販売者)が全面施行に瑕疵担保責任保険で対応するには、施行時期よりも前から保険に加入する必要がある。加入先となる保険法人は…
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「先を感じさせる」アイデアで建築家が賞を総なめ、商空間アワード2007審査経緯
デザインに見どころがある商空間を日経アーキテクチュアがテーマごとに計50作ノミネートし、その中から3人の審査委員がグランプリを選ぶ「商空間アワード2007」。2007年に同誌に掲載された作品、掲載の候補となった作品が対象だ。4月1日に報じた通り、最終審査によってグランプリ1作と審査委員賞3作が決ま…
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35歳の年収相場は/建設・不動産分野の転職(3)
35歳、施工管理の年収相場は550万~650万円。プロパティマネジャーは600万~700万円だ。収入は生活を支える重要な条件ではあるが、職選びの唯一の条件ではない。建設・不動産分野の転職について、リクルートエージェントの清野慎太郎氏に聞いた。
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故・黒川紀章設計の大口中学校が完成
愛知県大口町で、故・黒川紀章氏が設計した大口中学校校舎が完成した。黒川氏は同県出身で、県内最後の作品となる。新校舎が完成した大口中学校は、少子化のため旧大口中と大口北部中を統合したもので、4月4日に開校式が行われる。
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超高層マンションの躯体を1フロア2.5日で施工 大林組のPCa化工法
大林組は、柱と梁の接合部まですべてプレキャストコンクリート(PCa)化した「LRV工法」を開発し、超高層RCマンションの建設に実用化した。現場でのコンクリート打設が不要になり、工期の短縮と品質の安定が見込める。この工法を用いて今春竣工した東京・西新宿の超高層RC造マンションの躯体工事では、1フロア…
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物流倉庫の施工期間を短く、三井住友建設がPCa構法の種類増やす
三井住友建設では、物流倉庫の建設に適したミック構法のPCa(プレキャストコンクリート)化をさらに進め、短工期と施工性の向上を図った。同社のミック構法は、RC造の柱と鉄骨造の梁を組み合わせたハイブリッド構造で、物流倉庫やショッピングセンターなどを低コストで建設できる。今回開発した「ミックPCa構法」…
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買いだめガソリン保管部屋に防火対策を、消防庁が注意喚起
総務省消防庁は3月31日、買いだめした一定以上の量のガソリンなどを保管する部屋には法令に基づく防火対策を施すよう、消費者に注意を喚起する資料を発表した。
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建築研究所の新理事長に村上周三氏
独立行政法人建築研究所は、4月1日付で村上周三氏が新理事長に就任したと発表した。
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【突撃!ゲンバ検証隊】AV機器のケーブルをすっきり片付けるには?
上の写真は、日経ホームビルダーが組織するゲンバ検証隊のメンバーN隊員が住む、マンションの一室だ。リビング・ダイニングの中央に置かれているAVキャビネットは、テレビ台として特注したものだが、家具の中にテレビは入っておらず、後から購入したプロジェクターと小型液晶テレビ、ケーブルテレビのチューナー、DV…
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「やる気重視」から「経験重視」へ/建設・不動産分野の転職(2)
建築、土木、不動産の求人比率は3:1:6。比率に大きな変化はないが、求人条件は「やる気重視」から「経験重視」へと厳しくなりつつある。リクルートエージェントの清野慎太郎氏が語る。
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建物の地震被害を精緻に評価、防災科研が「E-シミュレーター」開発
防災科学技術研究所はこのほど、建築物の大地震時挙動を予測するスーパーコンピューターを使ったシステムを開発、世界最高の精度で崩壊挙動シミュレーションが可能であることが分かったと発表した。防災科研では、このシステムを数値震動台「E-シミュレーター」と名付けている。31階建て鉄骨造超高層ビルの崩壊挙動を…
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2月の住宅着工戸数は5%減、三大都市圏では増加
国土交通省が3月31日に発表した2月の新設住宅着工戸数は前年同月比5%減の8万2962戸で、1月の5.7%減と同様に微減となった。三大都市圏では増加となる一方で、その他の地域では1月よりも大幅に減少した。
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グランプリはトラフ建築設計事務所の「ブーリアン」に、商空間アワード2007
建築設計者やインテリアデザイナーなどを対象としたウェブサイト「クリエイターズ コロシアム」。同ウェブ上で2007年12月から日経アーキテクチュアが進めてきた「商空間アワード2007」の最終審査が行われ、受賞作が決まった。
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乃村工芸社が中期計画、多店舗展開企業からの受注拡大など目指す
乃村工芸社は3月31日、2010年度(2011年2月期)を最終年度とする中期経営計画を発表した。2007年度の連結業績は、売上高が前期比32.7%増の1089億200万円、経常利益が同28.3%増の43億5000万円、当期純利益が同71.2%減の12億3900万円だった。2010年度は、売上高12…
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空前の「建築家ブーム」を導いた80~90年代の有名住宅の“訴求力”
ずらりと並んだ13件の住宅は、いずれも1980年代、90年代に完成して大きな話題を呼んだもの。年表ページに掲載した53件の住宅も、一度くらいは雑誌で目にしたという人が多いはずだ。
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防災上重要な公共建築物の耐震化率は90.2%、東京都が発表
東京都は、防災上重要な公共建築物と都営住宅についての耐震性リストと耐震化プログラムを公表した。消防署、学校、福祉施設など、都が所有する防災上重要な公共施設4896棟のうち、十分な耐震性があると判断したものは90.2%(4419棟)だった。
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床下換気と外壁通気を効率的に、三井ホームが新技術を開発
三井ホームは基礎と土台の間の換気用パッキン材と土台水切り板金の形状を変えることで、床下換気と外壁通気を効率的にする技術を開発した。4月20日から全国に出荷を開始する。