
ニュース
目次
-
住宅着工減で求人にもブレーキ/建設・不動産分野の転職(1)
拡大傾向にあった建設・不動産分野の求人数にブレーキがかかっている。住宅着工戸数の減少やサブプライムローン問題が、転職市場にも影響を及ぼしているのだ。リクルートエージェントでリクルーティングアドバイザーを務める清野慎太郎氏に、建設・不動産分野の転職事情について聞いた。3回にわたって掲載する。
-
豊田スタジアムのプール天井材は結露やビスの不良などで落下、事故調査委が原因を推定
豊田スタジアム(愛知県豊田市)の屋内プールで1月に起こった天井材落下事故について、市が設けた事故調査委員会(会長:谷川恭雄・名城大学教授)は結露やビスの不良などを原因と推定する答申書を3月28日付でまとめた。
-
千葉みなと駅前に延べ床1万m2級の複合ビルが竣工
JR千葉みなと駅前に3月31日、大型複合ビル「SEA SCAPE(シースケープ)千葉みなと」が竣工した。店舗、オフィス、賃貸マンションで構成する。アスコットが開発したもので、地上13階地下1階建て、延べ床面積1万614.32m2の規模だ。
-
専門家が景観づくりを進める新組織、国交省の有識者会議が提言へ
国土交通省は3月28日、「良好な景観形成のための建築のあり方検討委員会」(座長:山本理顕・横浜国立大学教授)の6回目(最終回)の会合を開催した。主に、建築の専門家が景観づくりに参画するための新組織について議論した。
-
沿線開発から駅周辺利用へ、東急電鉄が不動産事業構造を転換
東京急行電鉄は3月27日に発表した中期3カ年経営計画で、不動産事業の重点を販売から賃貸へ移す構造転換を進めると発表した。主な販売対象となる沿線の宅地が残り少なくなったとみて、駅周辺にある賃貸物件の運用や整備にこれまで以上の力を注いでいく。
-
住み替えをサポートする新会社設立、三井不動産グループの3社
三井不動産販売と三井ホーム、三井ホームリモデリングの3社は4月1日、リハウスサポート株式会社を設立する。「三井のリハウス」顧客のアフターサービスのほか、リフォームや引越し、ハウスクリーニングなど、住み替えに伴うサービスを提供する。
-
市川・鉄筋不足マンションの補修工事が完了
千葉県市川市内の超高層分譲マンションで、施工中に判明した鉄筋不足を解消する補修工事が3月24日に完了した。建て主である三井不動産レジデンシャル、野村不動産、清水建設の3社が25日に発表した。
-
設計・施工担当者の「印象に残った態度」
設計・施工担当者の印象のよさは、口コミの評判をよび、建設会社や設計事務所の評価を高める。
-
危険な場所で体操させて墜落事故、国交省が南海辰村建設に再発防止策求める
国土交通省近畿地方整備局は3月24日、南海辰村建設(大阪市)が現場の安全対策を巡って東京簡易裁判所から罰金支払いを命じられたことを理由に、再発防止の措置を求める指示処分を下した。マンション建設現場の作業員に危険な場所で体操をさせたため、労働安全衛生法31条1項に違反した罪に問われた。
-
E-ディフェンスの建設技術と実大震動実験、日経BP技術賞の建設部門賞に
防災科学技術研究所が2005年に建設した「E-ディフェンス」と、これを用いた一連の実大震動実験が、2008年の日経BP技術賞建設部門賞を受賞した。受賞技術名は「『E-ディフェンス』の建設技術と、これを用いた実大震動実験」。受賞者は、防災科学技術研究所・前理事長の片山恒雄氏(現、東京電機大学教授)ら…
-
【改正建築士法】ウェブサイト内に情報ページを設置、建築行政情報センター
建築行政情報センター(ICBA)は3月26日、改正建築士法の情報ページを同ウェブサイトで公開した。国土交通省の要請を受け、2008年11月末に施行予定となっている改正建築士法の関連情報を提供する。
-
積雪・寒冷地域の官庁施設に設計基準、国交省
国土交通省は3月25日、積雪・寒冷地域に建てる官庁施設の設計基準を制定した。耐寒や耐雪を考慮した建設・設備設計とするほか、通路の滑りにくさにも重点を置いた。4月1日以降に設計する案件に適用する。共同で検討に当たった北陸地方整備局、北海道開発局、東北地方整備局が制定した。
-
自由なモノづくりと人々との出会いを楽しむ!──受賞者に聞くセカンドライフの魅力
インターネット上の代表的な仮想世界サービス「セカンドライフ」を舞台にした「デジタルデザインコンペ2007」(日経アーキテクチュア、nikkei TRENDYnet、nikkei BPnet共催)。全55作の中から選ばれた最優秀賞2作品の受賞者に、コンペに応募したきっかけや作品制作の裏話を聞いた。
-
制震金物、こんなユニークな活用法も
「前面道路をトラックが通るたびに家全体が揺れるので、なんとかしてほしい」。木のくに(茨城県河内町)の大内節雄社長が相談を受けたのは2007年初頭のことだ。築17年になる2階建ての木造住宅。1981年施行の新耐震設計基準を踏まえて建てられたはずなのだが、「筋交いや接合金物の施工がいい加減で、しっかり…
-
名古屋駅前に「モード学園スパイラルタワーズ」竣工
モード学園は3月26日、総合校舎「モード学園スパイラルタワーズ」を名古屋市中村区に完成させた。3層のファザードがらせん状に絡み合う特徴的なデザインで、高層ビルの並ぶ名古屋駅前でも異彩を放つ新しいランドマークとなった。
-
太陽電池26種類を集約 NTTファシリティーズが実証研究
NTTファシリティーズは、山梨県北杜市と共同で大規模太陽光発電の実証研究施設の第1期工事を完成させ、23日から研究を開始した。世界各国から先進的太陽光パネルを集めた初めての大規模施設となる。実証研究は、新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)の委託事業で、大規模太陽光発電システムの構築を目指す。
-
【改正建築基準法】小梁の変更も「軽微な変更」に、建築基準法施行規則の改正案
小梁の位置の変更などを「軽微な変更」と認め、着工後の計画変更手続きを迅速に進める――。国土交通省が3月22日に発表した建築基準法施行規則の改正案は、建築確認円滑化策の一環として打ち出されたものだ。建築基準法施行規則第3条の2に条文を追加し、計画変更確認を必要としない「軽微な変更」の対象を構造関係の…
-
大臣認定プログラム第1号の販売が始まる、NTTデータが3月25日から
NTTデータは3月25日、構造計算プログラム「SEIN La CREA(セイン・ラ・クレア)認定版」(RC造/S造対応)の販売を開始した。改正建築基準法下で初の国土交通大臣認定を2月22日に取得してから1カ月が経過しての発売となった。NTTデータは、同製品を使用すれば、審査期間の短縮や、申請費用の…
-
確認前着工容認した建築士事務所に2カ月の閉鎖命じる、福島県
福島県は3月24日付で、一級建築士事務所の商業施設マネジメント(福島県郡山市)に2カ月の事務所閉鎖を命じる監督処分を行った。県が同日、発表した。管理建築士の福山貴司氏が建築確認の下りていない建物2件の着工を容認し、3月11日付で国土交通省から2カ月の業務停止処分を受けたことに対応した措置だ。
-
新築間もない戸建て住宅で、一部の建具だけにすき間が発生
新築の2階建て木造住宅で、入居直後から建具に下の写真のようなすき間が目立ち始めた。すき間が生じた建具は、いずれも建物の中央付近に位置していた。躯体の不具合を心配した建て主は、住宅会社や地盤調査会社に調査を依頼したが、はっきりした原因は分からず、その間にも建具のすき間はさらに広がっていった。