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目次
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「男のキッチン」「魅せるシンク」、水まわり住宅設備の最新事情
海外では男性をターゲットにしたキッチンが登場するなど、市場の掘り起こしが始まっている。国内では、対面型が定着するなか、「見られる」ことを意識した”魅せるシンク”の開発が盛んだ。日経アーキテクチュア2008年3月24日号の「住宅設備トレンド」では、システムキッチンとシステムバスの最新トレンドを取材し…
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携帯電話で玄関の鍵を遠隔操作、積水ハウスが分譲住宅に初採用
積水ハウスは、携帯電話を使って施錠・照明など住宅設備の遠隔操作ができる戸建て住宅を4月から分譲する。導入するのはNTTドコモの「おサイフケータイ」を利用したホームシステムで、栃木県足利市の「コモンアベニュー毛野」全67区画に採用する予定だ。
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三菱地所設計が設計部門を組織改正、企画専門の設計統括部を新設
三菱地所設計は、4月1日付で組織を改正する。設計部門では、「建築設計部」と「ビル開発設計部」を統合し、「建築設計統括部」「建築設計一部」「建築設計二部」「建築設計三部」「建築設計四部」に改める。建築設計統括部は、企画を専門に手がける部署で、新規プロジェクトに迅速・的確に対応するために新設した。
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【改正建築基準法】審査期間は「適判あり」で87日、BCSが実態調査
建築業協会(BCS)は、設計専門部会13社を対象に実施した、建築確認審査に要した日数の調査結果を発表した。2007年12月から08年2月までの平均日数は、新規申請で「適判(構造計算適合性判定)あり」が87日、「適判なし」が52日だった。
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安藤忠雄氏設計のJR竜王駅が完成
安藤忠雄氏が設計したJR中央線竜王駅(山梨県甲斐市)の新駅舎が完成し、3月24日から供用が開始された。合併によって誕生した市の新しい象徴として、駅舎の外観は県の特産物でもある水晶や信玄堤の聖牛をイメージした三角形の多面体で構成されている。
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【改正建築士法】携帯型「一級建築士免許証」への切り替えは5900円に、国交省が政令案
国土交通省は3月23日、建築士法施行令の一部を改正する政令案の概要を公表した。「一級建築士免許証」や「一級建築士免許証明書」の書き換え交付や再交付の際の手数料、「構造設計一級建築士証」や「設備設計一級建築士証」の交付の際の手数料などを定める内容だ。一級建築士免許証や一級建築士免許証明書の書き換え交…
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マンション耐震改修の相談受け付けを開始、東京都が08年度から
東京都は東京都マンション耐震化促進協議会を3月末に発足させ、2008年度からマンション耐震改修の相談を受け付ける。協議会には日本建築構造技術者協会(JSCA)、耐震総合安全機構(JASO)など9団体が参加する。
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防水資材を15~20%値上げへ、田島ルーフィング
田島ルーフィングは3月21日、アスファルト防水材やウレタン防水材、塩ビシート防水材などを4月出荷分から約15~20%値上げする考えを表明した。同社は昨年末にも10%値上げを実施。原油高騰による原材料の価格上昇が続き、再度値上げを打ち出した。
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原油高を価格転嫁した建設会社は5%、三重のシンクタンクが調査
愛知県と三重県の建設会社のうち、最近の原油高を価格に転嫁した会社は5%にとどまることが、百五銀行(津市)関連のシンクタンクである百五経済研究所の調査で明らかになった。3月6日に発表した。
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工務店向けに情報提供の手引きを作成、東京都
東京都は地域の工務店向けに、消費者への情報提供のあり方をまとめた手引きを作成した。消費者が家づくりで適切に工務店を選択できるようにすることと、工務店が自社の取り組みをPRできるようにすることを目的にしている。「営業時・最初の相談時」から入居後の「アフターサービス」までを6段階に分け、情報提供の手順…
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軸組用パネル工法のアイデアで仮設住宅の結露を防ぐ
2007年7月の中越沖地震で被災地に建設された仮設住宅は、2008年2月末の時点で1222戸だ。ウエキハウス(新潟県柏崎市)は、このうち13戸を建設。独自の木製パネル材を使った仮設住宅で「ほかよりも結露が発生しにくい」と入居者に好評だ。
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住宅会社全国調査、棟数の減少傾向のなかで“元気印”の秘訣
住宅産業研究所(東京都新宿区)は日経ホームビルダー4月号で、毎年恒例の「住宅会社全国調査2008」を公表した。建設棟数など、2006年度のデータをベースにして全国の地域住宅会社を項目ごとに順位付けしたもの。調査対象は、全国規模の大手住宅会社を除いた年間着工棟数20棟以上の住宅会社で、戸建て住宅主体…
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70年代生まれの新鋭たちが提案する「想定外の家」
外から見ても間取りが想像できない、間取りを見ても生活が想像できない─。従来の「家」のイメージからかけ離れた「想定外の家」が増えている。とりわけ70年代生まれの若手建築家が手がける住宅は、想定外ぶりが顕著だ。日経アーキテクチュア08年3月24日号特集「30代が設計する想定外の家」では、上の世代の声も…
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住宅で片付かなくて困る「場所」と「モノ」、第1位は?
日経ホームビルダーは、3年以内に戸建て注文住宅を新築した全国の男女を対象に「住宅で片付かなくて困っている場所とモノ」について聞いてみた。全国300人から回答を得た結果、片付かない場所のトップは事前の予想通りリビングだった。
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【地盤調査に不服あり】(3)スウェーデン・サウンディング試験の自動式と手動式、どちらが信頼できる?
同じスウェーデン・サウンディング試験(SS試験)でも、用いる機材が「手動式」か「自動式」かで、試験結果が若干異なると言われる。地盤調査会社などが共通して口にするのは、「手動式よりも、自動式のほうが柔らかめ、つまり安全率が高い方向で試験値が出る」という見解だ。
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「つくるってすばらしい」、日建連など3団体が学生向けサイト開設
日本建設業団体連合会(日建連)、日本土木工業協会(土工協)、建築業協会(BCS)は3月24日、大学生や高校生など、これから就職活動をする学生に向けて情報発信するウエブサイト「BUILD UP!(ビルドアップ!)」を開設した。「つくるってすばらしい」をテーマに、建設業の魅力を伝える。
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集合住宅は「1棟丸ごと改修」で新築にも勝る
2006年6月施行の住生活基本法で、国はストック重視への転換を明文化した。「200年住宅」に話題が集まっているが、足元の課題はとうに世帯数を超えた既存住宅の先行きだ。中でも個人では対処が難しい集合住宅の再生には、専門家の積極的な関与が欠かせない。日経アーキテクチュア08年3月24日号の特集「集合住…
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【地盤調査に不服あり】(2)同じスウェーデン・サウンディング試験のデータでなぜ判断が違う?
次の二つの考察は、同じスウェーデン・サウンディング試験(SS試験)データでも、人によって読み方が違うことを示す典型例だ。一方は地盤補強を勧め、他方は必要はないとしている。なぜ、異なる考察になったのだろうか。
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住宅の基礎に「穴」を開けるとどれだけ弱くなる?
住宅基礎の立ち上がり部分にスリーブ貫通口を設け、補強をしなかった場合、強度はどの程度低下するのか──。こんな疑問を確認する実物大実験が行われ、検証結果がまとまった。
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道路上空で本館と一体化、銀座三越の増床計画
三越はこのほど、銀座店の本館と新館を道路上空で一体化する増床計画の概要を決定した。店舗面積は現在の約1.8倍で約8万1476m2。銀座・有楽町地区で最大規模の商業施設として、2010年秋に完成する予定だ。東京都の都市再生特別地区の指定を受け、増床と併せて周辺道路の地上・地下空間も整備する。