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目次
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住宅瑕疵担保履行法を解説したガイドブックを公開、住宅保証機構
2009年10月1日以降に新築住宅を引き渡す売り主か請負人は、保証金の供託か保険加入によって資力を確保する必要がある。住宅保証機構がこのほど公開した「『住宅瑕疵担保履行法』よくわかる新法解説ガイド」では、法律の概要や供託と保険の仕組み、紛争処理体制について解説した。
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崩落した洞爺湖サミット仮設屋根は母材が破断
北海道洞爺湖サミット国際メディアセンターの工事現場(北海道留寿都村)で仮設屋根の一部が崩落した事故で、崩落時の部材破断が溶接部分ではなく母材部分で起こっていたことがわかった。国土交通省北海道開発局が3月7日に発表した。
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戸建て住宅の交通振動を24時間連続測定、ジオテック
ジオテックは3月6日、戸建て住宅の振動レベルを24時間連続で測定するサービスを首都圏で開始した。戸建て住宅で起こる交通振動問題に対応する。測定費用は8月まで6万3000円で行う。
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住宅リフォームの採算に二極化傾向、増改築産業協会の会員調査
住宅リフォーム事業者の団体である日本増改築産業協会(JERCO)の会員調査で、事業の採算性が「よい」と「わるい」に二極化する傾向が表れた。JERCOは調査結果を、3月1日付で発行した報告書にまとめた。
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【デジタル操るアナログ力】(2)設計の矛盾点を浮き彫りにするBIM
手書き図面がCAD図面に置き換わろうとした時、抵抗した設計者もいれば、早々と移行できた設計者もいる。今また建築界は、デジタル技術の活用という意味で岐路に差しかかっている。
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超高層マンションの間取り自由度を高める構造、ハザマと安藤建設が開発
ハザマと安藤建設は、住戸内の梁形をなくして住戸プランの自由度を高めることができる超高層マンション向け構法「CATS(キャッツ=Core walls And Tubes System)」を開発し、設計・施工マニュアルを作成した。20から50階の建物に導入する。戸境壁の配置が自由になり、将来のプラン変…
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より明るく、より自然な色に、松下や東芝の最先端LED
低消費電力で長寿命のLED(発光ダイオード)は一般照明用の光源としても用途が広がっている。3月4日~7日まで東京ビッグサイトで開催された「街づくり・流通ルネサンス」特別企画展「LED Next Stage」では、最先端のLED照明が集まった。
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【デジタル操るアナログ力】(1)大臣認定プログラムは「魔法の杖」ではない
大臣認定プログラムの取材中、複数人から「魔法の杖」というフレーズを聞いた。便利ではあるけれど道具に過ぎないプログラムに、それ以上の何か(確認審査停滞の解消、着工戸数の回復)を期待する。そんな姿勢を例えた言葉である。
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CASBEE評価認証機関に4団体を認定、IBEC
建築環境・省エネルギー機構(IBEC、理事長:村上周三・慶應義塾大学教授)は3月1日付で、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)評価認証機関として日本ERI、SBIアーキクオリティ、ベターリビング、日本建築センターの4団体を認定した。今後はIBECに加えてこの4団体でも、CASBEEの評価…
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名古屋のオフィスビルに緊急地震速報を導入、パシフィックマネジメント
不動産投資ファンド事業を手がけるパシフィックマネジメントは3月5日、名古屋市中区で4月に竣工するオフィスビル「パシフィックスクエア名古屋錦」に緊急地震速報を導入すると発表した。
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【住宅誌の見出しが語るデザイントレンド】(3)プランは“つながり重視”
連載最後の今回は、間取りや空間構成に関する単語について紹介する。まずは、空間同士や居室同士のつながりに関する言葉を拾ってみた。
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「建設会社任せの工事に限界」、施工不良問題で大手設計事務所OBが警鐘
清水建設、竹中工務店、大林組といった大手建設会社による施工不良の発覚について、「以前からの問題が明るみに出た」と指摘する識者がいる。日本設計で取締役構造設計技師長などを歴任した大越俊男氏(日本建築センター構造判定部審議役)だ。「建設会社の現場管理能力の低下が品質に影響している」と警鐘を鳴らし、設計…
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室内の照度でシックハウスの原因物質を分解する光触媒、東芝マテリアルが開発
東芝マテリアルは、室内の低い照度でも有害ガスを分解する光触媒を開発した。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどを分解する。その能力は、従来主流の酸化チタンに比べて約30倍になる。壁紙や家具に用いることで、シックハウス対策製品の開発を目指す。
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デザインコンペの応募作品を対象に“人気投票”を開始
建築設計者を含む様々な分野のデザイナーや、写真家などを対象ユーザーとするウェブサイト「クリエイターズコロシアム」(http://creators-c.com/)が、「デジタルデザインコンペ2007」の関連イベントと位置付け、コンペ応募作品に対するネット上での“一般人気投票”を開始している。
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北海道大手ハウスメーカー「木の城たいせつ」が破産申請へ
帝国データバンクによると、北海道大手ハウスメーカーの木の城たいせつ(夕張郡、代表:山口昭氏)は3月5日付で事業を停止し、破産申請の準備に入った。負債総額は07年5月期時点で約68億円。事後処理を諏訪裕滋弁護士(札幌市、諏訪法律事務所)に一任する。
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【住宅誌の見出しが語るデザイントレンド】(2)素材と色の傾向は?
連載2回目は、素材に関する言葉と色に関する言葉の傾向を分析してみたい。まずは、素材に関する言葉から…。
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建築や住宅のプロ必見の展示会が開催中
総合展示会「街づくり・流通ルネサンス」が3月4日、東京ビッグサイトで開幕した。3月7日まで、「JAPAN SHOP 2008」、「建築・建材展2008」、「SECURITY SHOW 2008」、「リテールテックJAPAN 2008」、「IC CARD WORLD 2008」を開催している。特別企…
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戸建て木造住宅を対象に耐震補強、矢作建設工業が子会社設立
矢作建設工業は、戸建て木造住宅を主な対象に耐震補強サービスを提供する子会社、ピタリフォームを4月1日に設立すると発表した。
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【住宅誌の見出しが語るデザイントレンド】(1)2316件の見出しを分析
白い箱形の外観、土間風のエントランス、ガラス張りの浴室。一般向けの住宅誌が取り上げた物件に見られるデザインの傾向は、いまどきの建て主が抱くニーズを映し出す鏡とも言える。そうした雑誌を過去2年分読み返し、住宅物件の紹介記事の見出しを分析してみた。3回にわたってお伝えしたい。
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日本建築学会が作品選奨を決定、北海道薬科大など12点
日本建築学会は、「2008年日本建築学会作品選奨」12点を含む、99建物を掲載した「作品選集2008」を発行した。