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来場者数・売上高ともに見込みを上回る、1周年迎えた新丸ビルと東京ミッドタウン
新丸ビルと東京ミッドタウンは開業から1周年を迎え、商業ゾーンでの年間の来場者数と売上高がともに、開業時の見込みを上回った。新丸ビルは来場者約2500万人、売上高約260億円で、当初の見込みは来場者2000万人、売上高220億円だった。東京ミッドタウンは来場者約3500万人、売上高約306億円となり…
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ビルとビルをつないで地震時の揺れを抑える、鴻池組が効果を確認
ビルとビルを特殊な装置でつないで地震の揺れを抑える――。鴻池組は、このような技術を採用した旧本社ビルを実際に揺らす実験を実施。建物の揺れが早く収まるなどの効果を確認した。
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間口1900mmでも同2250mmと同じ収納量、大京のコンパクトキッチン
大京は、間口が1900mmとコンパクトなキッチン「L’s KITCHEN smart(エルズキッチンスマート)」を開発した。コンパクトなキッチンに多い、「調理スペースが狭い」「収納スペースが足りない」、といった不満を解消する。特に収納については、間口が2250mmのキッチンと同程度の収納量を確保し…
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テナント救護支援の早期化へ向け災害ポータルサイトが稼働、森ビル
森ビルは4月から、オフィスビルや商業施設、賃貸住宅を対象にした、災害時の人命救護や事業継続に迅速に対応するための情報収集システム、「災害ポータルサイト」の運用を始めた。震度5弱以上で起きる地震被害の情報を収集する従来のシステムと、日常災害に対応する新しいシステムを統合した、独自開発のサイトだ。日常…
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老人ホーム施工ミスに計画変更の申請せずに対処、奥村組が大阪市内で
奥村組が老人ホーム(大阪市阿倍野区)の鉄筋の施工ミスに設計変更で対処し、計画変更の確認を申請しないまま竣工させていたことがわかった。当初の設計図書どおりの建物にするため、このほど一部の再施工に着手、7月ごろまでに完了させる予定だ。
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生コン2007年度出荷量は前年度比8.2%減
全国生コンクリート工業組合連合会は4月28日、2007年度(07年4月~08年3月)の生コンクリートの出荷実績を発表した。総出荷量は、前年度比8.2%減の1億1188万568m3。2004年度以来、3年ぶりに前年度を下回った。内訳は、官公需が前年度比8.9%減の4828万6072m3、民需が7.7…
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国交省の確認検査機関への改善指導件数、07年度は前年比3割減
国土交通省は4月30日、2007年度の指定確認検査機関への立ち入り検査で、業務内容などの改善を29機関に44件指導したと発表した。06年度と比べると、対象機関の数は同じだが、指導件数は3割減った。
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【改正建築士法】管理建築士の実務要件が明らかに
国土交通省は、11月末に施行する改正建築士法に関連して、4月26日に公表した建築士法施行規則の改正案の概要で、管理建築士講習を受講するための実務要件を明らかにした。また、一級建築士や二級建築士、木造建築士、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士に義務付ける定期講習の受講期間を、原則3年ごとと定める…
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3月の住宅着工戸数は15.6%減、6カ月ぶりに減少率拡大
国土交通省が4月30日に発表した3月の新設住宅着工戸数は、前年同月比15.6%減の8万3991戸だった。減少率が前月よりも拡大したのは、2007年9月以来、6カ月ぶりだ。
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【改正建築基準法】新耐震建築物の増改築手続きを緩和、全体計画認定制度の活用で
1981年施行の新耐震基準に適合する建築物を増改築する場合、全体計画認定制度を活用すれば、既存部分については当面、耐震診断や耐震改修をする必要はない――。国土交通省は4月17日付で「全体計画認定に係るガイドラインの一部改正について」と題する文書を都道府県などにあてて通知した。2007年6月施行の改…
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新分野進出や経営革新を目指す建設会社を募集、国交省が資金援助
国土交通省が、異業種を含む新分野への進出や経営革新を目指す建設会社の事業を、6月13日まで募集する。新規性や将来性が豊かな事業を約100件選び、1件につき200万~400万円程度を支給する予定だ。
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洞爺湖サミット仮設屋根の崩落事故は計算ミス、脚部にかかる力考慮せず
北海道洞爺湖サミット国際メディアセンター(北海道留寿都村)の工事現場で2月16日に起こった仮設屋根崩落事故の原因は、屋根の構造計算のミスであることがわかった。国土交通省北海道開発局が4月25日に発表した。
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【「コスト下手」が設計を蝕む】図面を描きながら材料費算出、遠藤勝勧・遠藤勝勧建築設計室主宰
遠藤勝勧氏は長く副所長として勤めた菊竹清訓建築設計事務所時代、独自のコスト管理術を磨き上げてきた。数多くの実測スケッチを通して得た体感と現場作業に対する知識が、具体的なモノづくりを意識した実践的な図面に反映している。工程表がないと作業は何も進まないと指摘する遠藤氏に、設計に際しての心構えを聞いた。…
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四川省成都市の文化センターコンペに当選、團紀彦氏が語る中国の設計事情
四川省成都市近郊の双流県が実施した文化センターのコンペ――。このほど一等に入選した團紀彦建築設計事務所の提案は、地形と一体化した建物と、回遊性を高めるために湖に架けた橋が特徴だ。中国のコンペ事情も含めて、当選案のポイントを團紀彦氏に聞いた。
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アスベストの除去費用を公表、国土交通省
国土交通省は4月25日、吹き付けアスベストの除去費用を目安として公表した。社団法人建築業協会が調査・集計した、2007年1~12月の施工実績195件の分析結果に基づく。2005年8月と2006年3月に続いての公表だ。
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【「コスト下手」が設計を蝕む】まずは本当の予算を明確に、木村讓二・プラスPM社長
年間約70 件のコンストラクションマネジメントを手がけるプラスPM 。過去の施工単価や専門工事会社のデータベースを基に、建築のコストをマネジメントしていく。市場のニーズを調査して、建築によって事業性を高めることが目標だ。同社の木村讓二代表に、設計者へのアドバイスを尋ねた。(日経アーキテクチュア編集…
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「200年住宅は新築だけではない」、担当官が語る「モデル事業」のねらいと反響
4月11日から提案募集を開始した200年住宅のモデル事業(超長期住宅先導的モデル事業)。「ストック社会のあり方を示す」という目的を掲げる事業の意図、そして今回の募集で期待する提案について、担当官である国土交通省住宅局市街地住宅整備室の伊藤明子室長に聞いた。
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【「コスト下手」が設計を蝕む】本筋以外では割り切りも大切、正田紳一・B・C・Aプランニング代表
日経アーキテクチュア2008年4月28日号の特集「『コスト下手』が設計を蝕(むしば)む」では、設計者がコスト感覚を身に付けることの大切さを説いた。ここでは、特集の後半に登場してもらったベテラン技術者のアドバイスを3回に分けてお伝えしよう。詳細は誌面でぜひご覧いただきたい。
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「だるま落とし」のように下層階から建物を解体、鹿島が旧本社ビルに採用
鹿島は、建物を下層階から解体する「KC&D(鹿島カットアンドダウン)工法」を開発。東京都港区にある旧本社ビル2棟の解体工法に採用した。「だるま落とし」のように下層階から順々に解体する工法で、従来工法に比べて上層階での作業を大幅に減らせる。騒音や粉じんの飛散の抑制、資源の分別やリサイクル作業の効率ア…
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2008年のプリツカー賞、フランス人建築家のジャン・ヌーベル氏が受賞
フランス人建築家のジャン・ヌーベル氏が、2008年のプリツカー賞を受賞した。今年で30周年を迎える同賞は、建築界のノーベル賞と評されている。正式な授賞式は6月2日、ワシントンD.C.の米国議会図書館で開催される予定だ。