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まちなみ景観の評価手法を考案、プレハブ建築協会
社団法人プレハブ建築協会はこのほど、まちなみや景観を点数化して評価する手法を考案した。まちや街区の構成概要、街路の安全性や緑の量、家並みの統一感や色彩、家の外部スペースのデザイン、住人のまちなみ景観への取り組みの5要素を数値に置き換えて景観を評価する。5要素は47調査項目に細分されて合計100点、…
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阪大新校舎でシックハウス発症、空気中の有害化学物質は指針値以下
大阪大学は4月22日、豊中キャンパス(大阪府豊中市)内の文系総合研究棟を、シックハウス症候群の発症を理由に一時使用中止にすると発表した。1月末の竣工時には、室内空気中の有害化学物質の濃度が、厚生労働省の指針値以下になっていることを確認していた。
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立川基地の跡地利用計画案に市民団体が反発、刑務所建てない対案を昭島市に提出
米軍立川基地跡の昭島地区(東京都昭島市など)の利用計画を作成中の昭島市に対して、市民団体の「昭島まちづくりフォーラム」が4月16日に法務省施設を含まない対案を提出した。医療刑務所など法務省の施設を計画に含めようとする市に、同省の施設を含まない案を提示した。対案作成の中心になった堀岡建築研究所(東京…
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すっきりしたデザインでGマーク取った工務店
小林建設(埼玉県本庄市)の注文住宅ブランド「木組みの家」は、2007年度のグッドデザイン賞(Gマーク)に選ばれた住宅プランだ。構造材をあらわしにして、寸法を揃えた柱や梁を等間隔に配置したり、接合部の納まりを工夫したりするなど、設計段階から空間の見た目を計算に入れて、すっきりとまとめている。構造材を…
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【近隣トラブル】苦情には先手必勝、トラブル抑える住宅会社の地道な取り組み
ハウスビルダーヨシカワ(奈良県大和高田市)の吉川研二社長は、工事前の挨拶で近隣を回る際に、ひと工夫している。挨拶の機会に工程表を住民に配り、音や振動が発生する作業や、設備工事など専門工事会社の車両が集中する日程をあらかじめ伝えるようにしている。工程表にはマーカーで印を付けて渡すようにしている。「苦…
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住宅の基礎下で地面がいつのまにか陥没した
新築から10年あまりたった木造2階建て住宅で、ある日、住まい手が地盤の異常に気付いた。庭に面したコンクリート製テラスと基礎の接合部付近の地面に、幅30cmほどの穴が開いていたのだ。土が地中に吸い込まれたような陥没を不審に思った住まい手は不安にかられた…。
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ギンザ・グラッセが開業、ディーゼルの旗艦店など14店舗が入居
東京・銀座の商業施設「ギンザ・グラッセ」が4月23日、開業する。地下2階・地上11階建てのビルで、延べ床面積は7540m2だ。ビル内の活動を外に見せるため、ガラスのカーテンウオールを外装に用いた。
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カラオケボックス1375店が建基法違反未是正
建築基準法違反が見つかったカラオケボックスが3月末時点で全国に2943店あり、うち1375店(47%)がまだ違反を是正していないことがわかった。国土交通省が4月18日に調査結果を発表した。
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【ミラノサローネ】深澤直人らとの協働で体感型のトータル空間を展示──松下電工
インテリアショップなどが点在するガリバルディ通りのギャラリーで行われた松下電工デザイン部による展示。デザイナーのパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)とマルティノ・ベルギンツ(Martino Berghinz)が構成を担当した会場レイアウトは、三角柱状の間仕切りを多用した幾何…
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【近隣トラブル】住まい手調査、「不快だが苦情を言わなかった」が「苦情を言った」より多い
日経ホームビルダーは3月末、戸建て住宅の住まい手で過去に自宅近隣で住宅工事が行われたことのある30代から60代の人を対象にアンケート調査を実施。近隣工事に関して不満だったことなどを調べるアンケートで、合計280人に回答してもらった。
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故意か重過失の瑕疵は保険対象外に、住宅瑕疵担保履行法のQ&A集を公表
住宅リフォーム・紛争処理支援センターはこのほど、住宅瑕疵担保履行法に関して住宅供給事業者(施工者か販売者)から寄せられた質問と回答をウェブサイトで公表した。故意か重過失で生じた瑕疵は、原則として瑕疵担保責任保険の対象外になることなどを解説している。
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JIA傘下の217建築設計事務所が学生研修、22日から応募受け付け開始
日本建築家協会(JIA)は、建築設計者を志望する学生に研修の場を提供するオープンデスクの応募受け付けを4月22日から開始する。2008年度の受け入れ予定は217事務所で約900人だ。
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【近隣トラブル】住宅建築の現場近隣から「工事車両が邪魔だ」とクレーム
工事車両の駐車場所も、現場近隣の住民とのトラブルを招きやすい。ある住宅会社の現場担当者が工事前の挨拶に隣家を訪ねると、人の良さそうな老夫人が応対してくれた。「現場前の道路に車をとめますが、境界からお宅側に少しはみ出すこともあるかもしれません。ご勘弁いただけますか」。担当者が丁寧にこう申し出ると、老…
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【動画あり】実験映像が示す「危険なくぎ」
金物を誤って取り付けてしまったら、住宅の強度や耐震性能にどんな影響があるのか――。写真はこれを確認するために日経ホームビルダーが行った実験のひとコマ。出隅柱を想定した土台の端に山形プレートを取り付けて試験機で引き抜き力をかけると、見る見るうちに土台が大きく割れてしまった。実験の様子を動画で見てみよ…
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【ミラノサローネ】大判プリント技術で文化財の再現や大胆なインスタレーション──キヤノン
日本の伝統的な屏風(びょうぶ)や襖絵(ふすまえ)を見せる「綴(つづり)」の空間。キヤノンが京都国際文化交流財団ととともに進めている「文化財未来継承プロジェクト」の一環として、オリジナルに限りなく近い作品を大判プリント技術で再現している。会場構成はミラノ在住のデザイナー、森ひかる。
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【ミラノサローネ】深澤直人デザインのいすなどファッショナブルに──B&Bイタリア
ミラノサローネ期間中は、見本市会場だけではなく市内各所でも様々な展示が行われている。イタリアの名立たる家具メーカーのショールームが集まるドゥリーニ通りでは、B&Bイタリアが地下と地上1階の広い店舗をフルに使って新作紹介に力を入れていた。
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【ミラノサローネ】“動く家具”や包装袋のリサイクル提案などで目を引く──メリタリア
メリタリアは、ドゥリーニ通りに面する3カ所のショールームやギャラリーで新作発表を精力的に行っていた。ポップな作風を得意とするデザイナーのカリム・ラシッド(Karim Rashid)が、ポリウレタンにカラフルなファブリックを張った揺れるいす「BLOBOLA AND BLOBINA」や、各キューブが…
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【ミラノサローネ】ミッソーニと組んで華やかな色彩も提案──デュポンコーリアン
昨年はジャン・ヌーベルとコラボレーションして斬新なキッチンやリビングを提案した人工大理石のデュポンコーリアン。今年は「CORIAN loves MISSONI」と題し、家具も手がけるファッションブランドのミッソーニと手を組み、コーリアンの新たな可能性を探った。
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【ミラノサローネ】高さ3mの巨大なコンセプトモデルも登場──「ユーロ・クッチーナ」より
フィエラ会場では、隔年企画のキッチン見本市「ユーロ・クッチーナ」が開かれており、多くの来場者でにぎわっていた。キッチンの展示には相応の面積が必要なので、展示ブースは各社ともかなり広い。
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【ミラノサローネ】個性豊かな傘下メーカーの競演──ポルトローナフラウグループ
ポルトローナフラウグループで最初に紹介するのは、カッペリーニの展示ブースだ。