大林組は、柱と梁の接合部まですべてプレキャストコンクリート(PCa)化した「LRV工法」を開発し、超高層RCマンションの建設に実用化した。現場でのコンクリート打設が不要になり、工期の短縮と品質の安定が見込める。この工法を用いて今春竣工した東京・西新宿の超高層RC造マンションの躯体工事では、1フロアの工期を従来の6~8日から2.5日にまで短縮した。躯体工事では最大7割、全体工期でも1~2割の短縮が図れる。完全PCa化によるコスト増を含めても、同程度かそれ以下のトータルコストで施工できるとい

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