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 11月28日に施行が迫った改正建築士法で、新たに法定講習の受講など要件が強化される管理建築士。その管理建築士になる資格を付与するために、同法施行前に実施するみなし講習が8月20日、全国で初めて静岡県浜松市内で開催された。2日後の22日には、さいたま市内で全国2番目のみなし講習が開かれた。

 みなし講習は改正建築士法の施行までに、全都道府県内で順次、行われる。建築士法などの法令や品質確保に関連する科目の講義と考査を合わせて1日で終えるカリキュラムを組んでいる。

 浜松市やさいたま市の会場で講習を受けた受講者を取材したところ、講習用のテキストについて次のような評価の声が上がった。「改正建築士法や改正建築基準法などのポイントを分かりやすくまとめてあった」「財務諸表などに基づく経営分析などは、今後の事務所経営の参考になる」。

 半面、講義自体については、機械的な説明だと感じる受講者が複数存在した。講習の最後に控えた考査を踏まえて、講義内容の統一を図ったことが、そうした感想に結び付いたものとみられる。

全国で初めて管理建築士のみなし講習会が実施された浜松アクトシティー
全国で初めて管理建築士のみなし講習会が実施されたアクトシティ浜松(写真:日経アーキテクチュア)

◆next:「テキストを見れば8割程度は解答可能」との声