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 LEDのデバイスの製造や回路設計を手がけるロームが、LED照明器具の製造・販売に本格参入する。3月から蛍光灯型、電球型、ダウンライト、スポットライト、棚下照明の5タイプの受注生産を開始する。

 同社広報IR室の担当者は、「当社は1970年代からLEDの開発・設計技術を蓄積してきた。ドライバーや電源モジュールなどを自社で開発できる総合力を生かして、急速な成長を期待できるLED照明器具の市場に参入したいと考えた」と話している。

 新しいタイプの照明は、面発光に近いダウンライトだ。0.8×1.6mmサイズの4mA級白色LEDを、細かいピッチで配列。光源を面状態にして低電流で発光させ、グレア(不快なまぶしさ)を大幅に軽減した。

 また、蛍光灯型LEDでは、150mAのミドルパワーLEDを多数装着することで、ムラや影の無い、均一な光を実現している。

 京都市内にある本社ビルの受付スペースには、PRも兼ねて1月から97個の自社製のLED照明を設置。同社広報IR室によると「蛍光灯や白熱電球を使用していた時の消費電力は1万4100Wだったが、7500Wになって47%削減できた」という。

ローム本社(京都市)の受付スペースの天井には、1月から同社製の直管形LED照明を設置した
ローム本社(京都市)の受付スペースの天井には、1月から同社製の直管形LED照明を設置した