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 2005年4月、積水ハウスは「サステナブル」を企業活動の中心に据える活動方針を発表した。この「サステナブル宣言」に基づいて、住宅供給に伴う環境負荷軽減を主とした行動計画を策定した。例えば、地域の自然と共存する庭づくりを提案する「5本の樹」計画や、通風・陽射しなどの自然を上手に活用した空間設計などに取り組むことで、快適でありなおかつ自然環境に配慮した住まいづくりを提案してきたという。

 積水ハウスは、住宅の機能や設計の方法という面から見ると、“特別な家”ではなく、あくまで“普通の家”にこだわって展開しているといえる。

 「『エコのため』『CO2削減のため』ということを第一の目的に家を建てる人はいない。まずは、家族の住まい、生活の場を手に入れるということが第一の目的のはずだ」と、石田氏は語る。

 「環境に優しい住まいというのは、たいへん優れた1軒の住宅が実現しても意味がない。普及することが大切だ。すべての住宅が、本来環境に優しい、CO2排出を抑制するような住宅になってこそ、わが国の住宅全体から排出するCO2が削減できるということである」

 クリーンエネルギーとして注目される太陽光発電システムには2009年1月から国の補助金が支給されるようになり、普及に一層はずみがつきそうだ。4月から本格的に市場投入されたばかりの燃料電池・エネファームも、国の補助金を受けて普及が進むことが期待される。

 小学生の子どもたちが成長して大人になったころには、そんな「ふつうの家」がどれくらい増えているのだろうか。グリーンファーストプレミアム(CO2オフ住宅)は、そんな「ふつうの家」の先駆けとして注目を集めている。

積水ハウスの戸建て住宅が建ち並ぶ「城の丘」(茨城県多賀郡)の街並み(写真:積水ハウス)
積水ハウスの戸建て住宅が建ち並ぶ「城の丘」(茨城県多賀郡)の街並み(写真:積水ハウス)