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省エネ技術と「自然の恵み」を融合

 4月15日に開催したオープンセレモニーで、パナソニック社長の大坪文雄氏は「パナソニックは、これまでものづくりのプロセスにおいて様々なエコ活動を実施してきた。エコアイディアハウスはそんなわが社の環境への取り組みをトータルに具現化したもの。また、CO2±0の暮らしの中には、省エネ技術など最新のテクノロジーだけでなく、自然の恵みという日本古来の住宅が採用してきた暮らしの知恵も随所に取り入れており、新旧の融合による心地よい生活を提案していく」と語った。

 では、パナソニックがCO2削減のキーワードとしている「省エネ」と「自然の恵みの採用」とは、具体的にどのような技術やアプローチなのか。

 まず「省エネ」については、住まいの基本構造を高気密・高断熱化し、省エネ性能を高めている。壁や天井には真空断熱材を採用しており、ウレタン製断熱材などの従来品よりはるかに高い断熱効果を発揮する。また、サイズが非常に薄く、同じスペースでもより利用する空間を広げることができ、居住性の向上にもつながる。窓などの開口部も、樹脂サッシやLow-E高断熱複層ガラスを採用するなど、断熱性能の向上が図られている。

高性能の保温・保冷能力を有する真空断熱材。同じ性能を得るために必要な厚さを比較展示している。左からグラスウール、ウレタンフォーム、真空断熱材3種。真空断熱材は、コンパクトさから、設備機器や家電などにも採用されている(写真:谷内 信彦)
高性能の保温・保冷能力を有する真空断熱材。同じ性能を得るために必要な厚さを比較展示している。左からグラスウール、ウレタンフォーム、真空断熱材3種。真空断熱材は、コンパクトさから、設備機器や家電などにも採用されている(写真:谷内 信彦)

 家電製品や設備機器についても、電力使用量の削減による徹底的な省エネ化が図られている。電子レンジは扉を開けた段階で初めて通電するなど待機電力が削減され、照明器具は全て消費電力の少ないLED照明を採用。人がいないと自動でオフになる照明やエアコンなど、細部にわたって無駄を省く。

  一方「自然の恵み」とは、自然の力によって得られる涼しさや暖かさ、明るさといった要素を住まいに積極的に取り入れ、先進技術と組み合わせることでより心地よい暮らしを目指そうとするもの。古来の和風住宅でも採用されてきた知恵を、パナソニックは「風・光・水・熱」に大別している。