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 菊川工業は、風力発電と太陽光発電を組み合わせたエコハイブリッド防犯街路灯「街の守護神」を開発した。小型風力発電機は、風速0.8m/秒のそよ風でも回転を始めるたて型風車を採用。航空工学に基づいて形状を決めており、風切り音がほとんどなく静かで、万が一の突風の場合でも自動でブレーキがかかる仕組みだ。太陽光発電パネルは、360度設置可能な高効率型を装備する。

 つくり出した電気はバッテリーに蓄積し、夜間照明などに利用できる。CO2を排出しないことから、商店街のエコシンボルとすることを想定する。照明には高輝度LEDを採用した。昆虫が集まりにくく長寿命なので、メンテナンスの手間や費用を抑えることができる。独立電源のため、災害時や停電時でも作動可能だ。

街の守護神(画像:菊川工業)
街の守護神(画像:菊川工業)

 商店街の土地柄、発生しやすい犯罪に対しては防犯機能を装備。非常ボタンを押すと赤外線照射機能付き防犯カメラが作動する。同時に、105dBのサイレンが鳴り、ひったくりや犯罪の抑止効果が期待できる。また、足元灯として青色LEDを採用。心理的な沈静効果を促す。

 各種機能だけではなく、商店街のニーズにも応えた。懸垂幕は専用のアタッチメントを上下させて高いところに登らなくても取り付けが可能。また、ソーラー型街路灯の場合には、企業広告スペースを確保。ポール部分のアタッチメントにのぼりなどを取り付けできる。両機能ともオプション装備だ。

 高さは約6m。風力と太陽光発電を備えたエコハイブリッド街路灯と、太陽光発電のみのソーラー街路灯の2タイプがある。たて型風車の羽根の色は、グリーン色を標準採用。商店街にあわせた色も別途で選べる。

設置場所の条件や環境にもよるが、国や都道府県などから各種商店街向け補助金や借入の優遇措置が活用できることもある。

2009電設工業展に出品した際の模様(写真:菊川工業)
2009電設工業展に出品した際の模様(写真:菊川工業)