スリーエフ横浜市庁舎店(横浜市)
オールLEDの省エネ化モデル
首都圏に約650店を展開するコンビニチェーンのスリーエフは2009年5月11日、同チェーン初となるオールLED照明の「スリーエフ横浜市庁舎店」をオープンさせた。天井の基本照明のほか、冷蔵ケースや看板照明など、すべての光源にLED照明を採用した。従来の蛍光灯と比較して、年間消費電力は1万5516kW削減(削減率は34.2%)できた。CO2排出量は1万1070kg減となる。
埋込型LEDでフラットな天井に
「スリーエフ横浜市庁舎店」の照明設計は、東芝ライテックが手掛けた。これまでのコンビニエンスストアとは一味違う雰囲気にした。109.31m2売り場スペースに、天井埋込型のLEDベースライト・スクエアタイプ26台を設置。フラットな天井面に仕上げ、基本照明の光量を確保した。
天井に渡された梁を利用した間接照明は、LEDランプの指向性を上手に生かしてリズミカルな光のグラデーションを描いている。店内を見渡したときの演出効果は大きい。
この天井面の間接照明には、一般形LED電球127台を設置した。既存店舗の電気配線やソケットを活用し、互換性のあるLEDランプを採用した。
[建物概要]
売場面積:109.31m2
発注・運営者:スリーエフ
設計者:シーク設計
照明設計者:東芝ライテック営業本部営業推進部商業施設推進担当
設計期間:2009年3月~4月
施工期間:2009年3月~4月
開業日:2009年 5月11日
[使用製品]
東芝ライテック/E-CORE LEDスクエア埋込器具(LEDR-32401W-LD9、東芝ライテック/E-CORE LEDダウンライト(LEDD-70001W-LS8)、東芝ライテック/E-CORE ミゼットレフ形40W形LED電球(LEL-SL5N-F)、東芝ライテック/E-CORE ビームランプ形LED電球(LELBR9LF/H)