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 NTTファシリティーズは、太陽光発電機能を装備した水浄化システム「ソーラーUFO」を開発した。約1.3kwの太陽電池容量を搭載しており、CO2を排出せずに、運転に必要な電力をすべて賄う。CSR(企業の社会的責任)活動の一環としてソーラーUFOを生かした社会貢献活動に取り組んでいく予定だ。近畿経済産業局と大阪市の協力によって、道頓堀川と大阪城公園の2カ所に設置し、運用を開始した。

道頓堀川設置状況道頓堀川の深里橋北西にある湊町船着場対岸付近に設置。運用期間は、10月12日までを予定している(写真:NTTファシリティーズ)
道頓堀川設置状況道頓堀川の深里橋北西にある湊町船着場対岸付近に設置。運用期間は、10月12日までを予定している(写真:NTTファシリティーズ)

道頓堀川への設置作業。8月20日の深夜から早朝にかけて、レッカー車を使用して設置した(写真:NTTファシリティーズ)
道頓堀川への設置作業。8月20日の深夜から早朝にかけて、レッカー車を使用して設置した(写真:NTTファシリティーズ)

大阪城公園の南外濠、一番櫓付近に設置。運用期間は、2010年3月31日までを予定している(写真:NTTファシリティーズ)
大阪城公園の南外濠、一番櫓付近に設置。運用期間は、2010年3月31日までを予定している(写真:NTTファシリティーズ)

大阪城公園への設置作業。8月19日の日中、レッカー車を使用して設置した(写真:NTTファシリティーズ)
大阪城公園への設置作業。8月19日の日中、レッカー車を使用して設置した(写真:NTTファシリティーズ)

 ソーラーUFOは、水浄化システムとして、ろ過システムとばっ気システムを搭載している。ろ過システムは、UFOの中央底にあるポンプから水をくみ上げ、装置内で浄化する。1日約9000リットルの浄化が可能だという。ばっ気システムは、UFO上部にある空気穴から取り込んだ空気をポンプで水中に送り込み、水中のバクテリアの活動を活発化させて有機物質の分解を促す。

ソーラーUFOの機能図(画像:NTTファシリティーズ)
ソーラーUFOの機能図(画像:NTTファシリティーズ)

 ソーラーUFOは、直径5m、高さ1.6m、重さ3.4t。水中から水をくみ上げるポンプ入り口には、網状のカバーを掛けるなどゴミに対して考慮した設計になっている。ポンプでくみ上げた水をUFO上部の噴水部から放出する噴水機能も装備。鳥のフンなどの洗浄や、太陽電池の温度上昇を防止する。

 夜間は、昼間に蓄電池に蓄えた電気を使ってLEDを点灯する。これによって、夜間でも注目度を高める効果が狙える。曇りや雨などで日中に十分蓄電できなかった場合、日中の水浄化活動への電力を優先するので、LEDを点灯できない時もある。

 同社では、首都圏でもソーラーUFOを使ったCSR活動を検討している。