タテヤマアドバンスは、看板の内部照明用のユニットにLEDを採用した新製品「ADL(アドバンスライト)SL-C」を10月1日に発売する。ユニット中央に22個のLED素子を並べ、周囲に導光板を設けることで光を面状に拡散させる設計にした。看板の面板が均一に発光する。蛍光灯を看板内部に仕込んだ場合には、面板に蛍光管ごとの光のムラができることがあった。280mm角のユニット同士はコネクタで接続し、1系統で最大100枚まで連結が可能だ。照度は、看板の発光面が1200ルクス程度になることを想定している。
ユニットの裏面に電源部を内蔵した。100ボルトのAC電源に接続できる。ユニットの周囲に取り付け孔を設けているので施工が簡単に済み、蛍光灯のように固定できる。
ユニットの厚さは28mmと薄形なので、看板の内部照明のほか、間接照明や店舗の什器用の照明などにも使える。防水性能を備えているため、屋内外で使用が可能だ。
消費電力は、1ユニット当たり2.5W。蛍光灯式(W1300×H1300)の看板の約4分の1の消費電力で済む。寿命(初期光束の70%以上を維持できる期間)は、約4万時間を確保した。価格はオープン。
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