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建築家やデザイナーが手掛けた“デザインで魅せる”空間を、デザインキーワードでジャンル分けして紹介していく。そのキーワード「まちと触れあう・まちを引き込む」の4回目は、建築家の西沢立衛氏が設計したギャラリーだ。



 建築家、槇文彦氏の評価を不動のものにした東京・代官山のヒルサイドテラス。この一画につくられたアートギャラリーだ。約50m2ほどのスペースに、作品展示と受付、接客などの機能を収めている。ギャラリーの前庭の向こうには、旧山手通りの大きな交差点が見通せるというロケーションだ。インテリアを手掛けた建築家の西沢立衛氏は、「空間のアイデンティティーをつくり出すために、花のような平面形をした、カーブする透明なアクリルの塊を部屋の真ん中に置くことにした」と説明する。


展示スペースの真ん中付近に、くねくねとカーブする透明アクリルのパーティションを置いている(写真:西沢立衛建築設計事務所)
展示スペースの真ん中付近に、くねくねとカーブする透明アクリルのパーティションを置いている(写真:西沢立衛建築設計事務所)



 透明なアクリル製パーティションは、床から天井近くまである。ギャラリー内はそのうねうねと花の形のように曲がったパーティションによって、内と外にスペースが分けられている。