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事業戦略を説明する東芝 代表執行役副社長の室町正志
事業戦略を説明する東芝 代表執行役副社長の室町正志
東芝の室町氏(写真右)と東芝ライテック 取締役社長の恒川真一氏(写真左)
東芝の室町氏(写真右)と東芝ライテック 取締役社長の恒川真一氏(写真左)

 東芝は、東芝ライテックのLED照明新製品発表(関連記事12)に併せて新照明システム事業の戦略を明らかにした。今後2015年までに1000億円の経営資源を投入し、売上高3500億円を目指す。社会インフラ事業や電子デバイス事業などとともに、LED照明を中核とする新照明システム事業を新たな注力事業と位置付け、グローバルでの販売や製品開発を強化する方針だ。「今は照明に100年に1度のパラダイム・シフトが起こっている。東芝が持つ熱設計や光学技術、デバイス・素材開発など幅広い技術を生かし、総合力を発揮して事業拡大を図る」(同社代表執行役副社長の室町正志氏)。

 まずは、2009年下期に469機種の新製品を投入しラインアップの拡充を図る。2009年上期で359機種が発売されており、品揃えを2倍以上に拡大する。販売という点では、海外進出に力を入れる。既にフランスや英国、ドイツ、北米に営業拠点を設置しており、今後は中国、インド、ロシア、ブラジル、中東などへも拡大する方針である。2015年に海外の売り上げ比率30%を目指すとしている。だが、2009年の売上高は200億円の見込みで、現在、東芝ライテックの売上高海外比率は3~4%程度だという。年率60%強で売り上げを伸ばす必要があり、かなり高いハードルといえる。