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図1 交流電力で点灯する白色LED。写真は4W品
図1 交流電力で点灯する白色LED。写真は4W品
図2 白色LEDの各種仕様
図2 白色LEDの各種仕様
図3 LEDを点灯させる回路構造。表中の「AC LED」がLEDでブリッジ回路を組む
図3 LEDを点灯させる回路構造。表中の「AC LED」がLEDでブリッジ回路を組む
図4 一般的なブリッジ回路との組み合わせに向けた白色LEDと、それを用いたLED電球
図4 一般的なブリッジ回路との組み合わせに向けた白色LEDと、それを用いたLED電球
図5 図4にあるLED電球の電源回路部分。左側が一般的なLED電球,右側がブリッジ回路と組み合わせる白色LEDを用いるLED電球
図5 図4にあるLED電球の電源回路部分。左側が一般的なLED電球,右側がブリッジ回路と組み合わせる白色LEDを用いるLED電球

 台湾Everlight Electronics Co.,Ltd.は、交流電力で点灯する投入電力4Wクラスと1Wクラスの白色LEDを「CEATEC JAPAN 2009」(2009年10月6~10日、幕張メッセ)に出展した(図1)。4Wクラスの光束は、色温度5700Kの品種が235lm(投入電力3.3W時)、3000Kの品種が165lm(同)、1Wクラスでは色温度5700Kの品種が70lm(投入電力1W)、3000Kの品種が50lm(同)である(図2)。平均演色評価数は色温度5700Kの品種が70、3000Kの品種が75。

 白色LEDパッケージ内に収めたLED素子でブリッジ回路を構成することで、交流電力から直接LED素子を点灯できるようにした(図3)。一般的なAC-DC変換回路を介してからLEDを点灯させる場合に比べて、変換回路をなくせる分だけエネルギー損失が抑えられるとする。LED照明器具などに用いる場合、変換回路の部材コストを省ける。現在はまだ開発段階であるが、サンプルとして出荷することも可能という。このほか、一般的なブリッジ回路との組み合わせを想定した白色LEDも披露していた(図4図5)。

 交流電力で点灯するLEDについては、サンケン電気も展示している。1チップ内にLED素子を複数個集積している。交流100~140Vでの消費電力は3~10W。パッケージは、直径5mmの砲弾型と表面実装型を用意。参考出展だが、サンプル出荷できる状況に近いとする。同社ブースでは、青色や緑色、白色、電球色の品種を見せていた。なお、同社は昨年のCEATECでも交流電力で点灯するLEDを披露していた(Tech-On!関連記事)。

 なお、交流電力で点灯するLEDは、既に韓国Seoul Semiconductor Co.,Ltd.が「Acriche」という製品名で量産している。今回のCEATECでも、同社日本法人のジャパンソウル半導体のブースにAcricheを出展していた。