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アクリルの円筒に配置されたスイッチ(写真下)を押すと、LEDダウンライト(写真上)が点灯する。スイッチには外部に接続する配線がない
アクリルの円筒に配置されたスイッチ(写真下)を押すと、LEDダウンライト(写真上)が点灯する。スイッチには外部に接続する配線がない

 ミツミは発電機構を内蔵する照明用の無線スイッチの試作品を、「CEATEC JAPAN 2009」(2009年10月6~10日、幕張メッセ)で展示した。スイッチを押し込む動作を利用して発電し、その電力で通信して灯りを点けたり消したりする。電磁誘導式の発電機構を内蔵しており、発電電力量は1回当たり約500μJという。通信は、2.4GHz帯利用のIEEE802.15.4規格を利用し、これに準拠する無線通信モジュールを搭載する。無線ICの低電力化が進んでおり、無線通信モジュールの消費電流を最大20mAに抑えられたため、今回の無線スイッチが実現できたとする。

 用途としては、家庭の照明用スイッチを想定する。照明機器の追加や配置変更を容易にする目的で、スイッチを無線化したいという要望が強いという。発電機構を内蔵し、電池や外部からの電源供給が要らないので、スイッチを壁面などに埋め込みやすい。今回のスイッチの実用化時期は未定。同社では、発電機構と無線通信モジュールの組み合わせとしての販売を目指すという。今後、展示会で顧客の反応を見つつ、外形寸法や寿命について検討を進めるという。