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280型のLEDディスプレイに、リアルタイムの3D映像を表示するデモを実演。
280型のLEDディスプレイに、リアルタイムの3D映像を表示するデモを実演。
3Dカメラを前から見た様子。ハーフミラーが確認できる。
3Dカメラを前から見た様子。ハーフミラーが確認できる。
3Dカメラを横から見た様子。HDC-P1が2台あり、その一台が垂直に置かれている。
3Dカメラを横から見た様子。HDC-P1が2台あり、その一台が垂直に置かれている。
3D映像のリアルタイム編集システム
3D映像のリアルタイム編集システム
デモを見る人々。メガネはレンズの代わりに偏光フィルムを張り付けたものである。
デモを見る人々。メガネはレンズの代わりに偏光フィルムを張り付けたものである。

 ソニーとソニーマーケティングは、千葉の幕張メッセでの国際放送機器展(InterBEE、2009年11月18~20日)で、業務用の3D映像制作システム一式を出展した。「これからは映画だけでなく、一般映像の制作も3Dベースになる」(同社)。

 今回出展したのは、業務用カメラ、3D映像の補正や調整をするプロセサ、編集用のスイッチャーやレコーダ、そして映像を確認するモニター群やプロジェクタなど。

 このうち、3Dかつ4K×2Kの映像を投影できるデジタルシネマプロジェクタ「SRX-R320」は2009年11月9日に発売したもの。3D映像撮影用の多目的カメラ「HDC-P1」とリグ(RIG)は2010年2月に発売する。リグとは、カメラの専用マウントで、特に今回は2台のHDC-P1とハーフミラーを組み合わせることで、3D映像を撮影可能にするものである。

 今回参考出展した、280型(幅6.4m×高さ3.4m)のLEDディスプレイ「3D LED Wall」は2D映像と3D映像を切り替えられる大型ディスプレイ。およそ28型のLEDディスプレイを70枚張り合わせて制作したもようだ。3D映像は、偏光で左目用映像と右目用映像を多重したもので、偏光メガネでそれらを分離して鑑賞する。

 2010年には、3D映像に対応した家庭用テレビやブルーレイ・プレーヤーが発売される見通しだが、地上波のテレビ向け放送が3D映像に対応するメドは立っていない。これに対して、ソニーは「米国では既に音楽ライブやスポーツの中継で、ケーブル・テレビのネットワークや衛星放送を介して3D映像の放送が始まっている。今後、日本でもそうした動きが活発になる」と見て、今回のシステムを出展したとする。