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A氏がその住宅の設計を依頼されたのは05年の春だった。建て主が購入した敷地は塀に囲まれ、木造の平屋建て住宅が建っていた。南側で幅員約8mの道路に接し、西側には木賃アパートに囲まれた空き地に突き当たる、幅員約3mの「道」があった。「舗装もされていない。縁石も側溝もない。よもやこの道が、位置指定道路だとは思わなかった」A氏は、こう言って唇をかむ。建築確認を申請したところ、この道は、A氏が住宅の敷地内と考えていた西側約8m2を含めて、1960年代に位置指定道路の指定を受けていたことがわかった。

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