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 大京は、同社の分譲マンションに太陽光発電装置を設置して、住戸の専有部に電力を供給する事業を始める。各戸の電力使用量を自動検針できる積算メーターを開発し、難しいとされてきた住戸への電力供給を可能にした。

システム概要のイメージ図(資料:大京)
システム概要のイメージ図(資料:大京)


 同社は各戸の電気料金を25%程度低減できると試算している。マンションの規模を6階建ての約80戸、屋上床面積は500m2、太陽光モジュールの出力は70KWh程度として算出した。

時間ごとに使用する電力と、電力会社から供給が必要な電力のイメージ(資料:大京)
時間ごとに使用する電力と、電力会社から供給が必要な電力のイメージ(資料:大京)


 太陽光発電を導入している分譲マンションの多くは共用部分にだけ電力を充てている。それでは、昼間に電力を使用する個所が少なく、導入効果が小さかった。開発したシステムでは各戸に均等に電力を分配する。昼間不在の世帯では、昼間の電気使用量が少なくなることから、余った電力を共用部に使用することも検討していく。

太陽光発電の専有部分への分配イメージ(資料:大京)
太陽光発電の専有部分への分配イメージ(資料:大京)


 同社は経済産業省資源エネルギー庁の「新エネルギー等事業者支援対策事業」の補助対象者に決まった。補助対象経費の3分の1を限度に補助を受ける。来年発売する物件から導入を検討しており、既存の分譲マンションへの導入にも取り組んでいく。