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三つのイノベーションについて説明する片山氏
三つのイノベーションについて説明する片山氏
三つのイノベーションの内容
三つのイノベーションの内容
LED照明の色味を自ら操作
LED照明の色味を自ら操作

 シャープの米国法人であるSharp Electronics Corp.が「2010 International CES」の開幕前日に開催した報道機関向けイベントでは、冒頭からシャープ 代表取締役社長 兼 COOの片山幹雄氏が登壇し、「三つのイノベーション」を実現すると宣言した。(1)ディスプレイのイノベーション、(2)エネルギーのイノベーション、(3)室内環境のイノベーション、である。片山氏がCESで登壇するのは、今回が初めて。

 まず(1)のディスプレイのイノベーションとしては、RGBの3色にY(イエロー)を加えた4原色カラー・フィルタに関する「QuadPixel Technology」について説明した(Tech-On!関連記事)。片山氏は、この技術を「TV Beyond TVs(テレビを超えるテレビ)」を実現するものだと位置付けた。会見後、片山氏は報道陣に対して「例えば3Dは誰もが取り組んでいること。我々はそれ(3D)もやるが、違うもので勝負する。この技術は、明らかな差異化を実現できるものだ」と力強く語った。

 続いて(2)のエネルギーの革新については、薄膜Si型太陽電池を例に挙げ、2010年3月に堺工場で同太陽電池の量産を始めることを改めて宣言した。1×1.4mの基板を用い、パネル当たりの出力が142Wと大きいことや、新構造の導入などにより他方式に比べて寿命が長いことなどを説明した。

 最後に(3)の室内空間の革新については、プラズマクラスター・イオンとLED照明を例に挙げた。プラズマクラスター・イオンに関連する数多くの製品が日本で発売され、人気を博していることなどを米国の報道陣にも説明した格好となった。LED照明については、自ら調光用リモコンを操作し、簡単に色味が変えられるとアピールした。